今日の一曲:新しいけど懐かしいThe Orb
Spheres Side/The Orb Featuring David Gilmour

2010年リリースのオーブの音。なのだが、30年から40年前の音をいま鮮やかに蘇らせたたら、という感じ。あのころのジャン・ミッシェル・ジャール、タンジェリン・ドリーム、喜多郎を思い出し、昇天。あまりにも気持よすぎて、ここんとこ、毎日聴いている。

実験的なのにとんがったところがない。メタリックなのにどこまでも弾力性のある球体。ありえないのに既視感がある不思議な感覚。デビッド・ギルモアのギターも違和感なく絡んでくる。こういう音楽が現在、もてはやされているんだから、タンジェリン・ドリームはもっともっと評価されていいと思う。この音楽は絶賛して、タンジェリン・ドリームをこき下ろすような人がいるような気がしてる。おかしくない?
今日の一曲:まさにオールスター
今日の一曲
新大魔人/Haniwa

昨日からの流れではにわちゃんを聴く。あれ、なんかこのノリはあれだな〜、なんて思っていると、いっしょに聴いていた妻がすかさず「これ、渋さ知らズ?」と尋ねてきた。そうなのだ。いままでそんなこと意識したことなかったのだが、言われてみればそう。すごいことに気がついてしまった(笑)。

小川美潮、戸川純、種ともこ、はたまた奥田民生と、はにわちゃんに参加している歌い手さんが私の大好きな人ばかりなので、いつも歌の入った曲ばかり聴き入っていたのだ。実はインストの曲に真髄あり、ってところか。たしかにボーカルの入った曲はだいたいカバーで、はにわちゃんオジリナルじゃないもんね。また昔のアルバム掘り返して新しい発見してしまった。古い音楽を聴くことは単なる懐古じゃない。自分自身の変化を感じ取ることもできるのだ。
今日の一曲:平家物語を聴く前に
今日の一曲
Part 1 ENZETSU/Part 2 Wha-Ha-Ha Radio theater/Part 3 THE Ondow/Wha-ha-ha

坂田明の「平家物語」が話題沸騰。私もこれは必ず聴かなくちゃ、と思っている。今のところ後回しにしちゃっているが……。で、坂田明の懐かしいやつ「下駄履いてこなくちゃ」をなんとなーく聴いてみる。このアルバムはいいね。なーんとも言葉では表現できないエキセントリックな世界。でもなんか肩の力が抜けていて、平凡な日常のようでいて、それでいてクレイジーだったり。不条理もんが好きな人にオススメ。小川美潮はカワイイし、坂田明はよくわからんし。私が大好きな橋本一子も参加しているはずなのに、どこ? お父さんの声だけ?

まったく覚えてなかったが、この曲の最後にWha-ha-haがHaniwaの前身だと思わせる一節があった。30年経って初めて気がついた。今日、新たな発見♫ うすうす感じていたが、やっぱりはにわちゃんは仙波清彦でも坂田明でもなく、美潮ちゃん言いだしっぺ?

今日の一曲:戸川純の耽美な”荒野の果てに〜”
今日の一曲
降誕節/戸川純

毎年、クリスマスが近づいてくるとYENレーベルに参加していたアーティストによる「We Wish A Merry Christmas」が聴きたくなって欲しくなる。参加アーティストはみな曲者、中身もスピンがかかりまくった超変化球ばかりで、ひねくれすぎて誰もバットにかすらせることすらできない。ということで一部のカルトが覚えているだけの企画アルバム、でしょう。

特にこの曲が大好きで、今日やっとmp3データをゲットしてしまった。30年近くも昔の、それもこんなマイナーな音もネットから掘り起こせるのだから、すごいことだ。

中学生のころ、教会で歌ったこの曲「荒野の果てに」がとっても気に入ってしまった。しばしば一人で歌っていたりしたのだが、その数年後、戸川純がヤバイくらいに耽美に歌いあげてくれて、これはなんの運命?とか感激したり。子どものころのクリスマスはやっぱ真っ白な純な世界なのだが、戸川純のこの歌はそれまで見たことがない世界、妖しい光に輝いて私を誘った、のだ。

Industrial & Ethnic music
今日の一曲
The Warning (Stefan Goodchild Featuring Doudou N’Diaye Rose)/Nine Inch Nails

実はドゥドゥ・ンジャエ・ローズ・オーケストラの音源は何一つ持っていない。ライブの衝撃が凄かったし、彼らの音をステレオで聴いてもね、という気持ちがあって、あえてパッケージもんには手を出してなかった。でもなんとなく、Groovesharkを友人から教えてもらってからハマってしまい、「Doudou N’Diaye Rose」もサーチしてみた。そしてこの曲を発見。

ナイン・インチ・ネイルズは名前だけで音を聴いたことがなくて、初体験。カッコいい。実験的なアプローチもあり、とても私好み。インダストリアルとエスニックという、一見離れて見えるもののコラボ、その組み合わせの妙に目をつけてナイン・インチ・ネイルズ側が仕掛けたのではないか。どちらもビッグネームだけど、両方聴いている人はあんまいないでしょ。

ドゥドゥのパーカッションも、なるほどインダストリアル系となかなかマッチしていて、おもしろい曲だった。この曲を見つけた瞬間は色めき立ったが、冷静に聴いてみるとドゥドゥのパーカッションじゃなくてもこの音楽は成り立つような気がしてきて、でもま、イロモノとしておもしろいしカッコいいし、なおかつ私がナイン・インチ・ネイルズを知るきっかけになったので、よしとする。
まったく気がつかなかった80’sヒット曲
今日の一曲
Papas Got a Brand New Pigbag/Pigbag

80年代のポップスをあれこれ掘り返していたら、今まで聴いたこともなかったこの曲に遭遇。一瞬、渋さ知らズ?と思ってしまった(笑)。これにハマって、今日はこれをリピートで聴いた。検索してみるとあまり情報はないが、当時はイギリスのヒットチャートで1位になるくらいのヒットだったらしい。インストでヒットチャート1位はめずらしいけど、それだけカッコよくてインパクトのある音。

もうちょっと調べてみると、このピッグバッグというバンドは、The Pop Groupのベーシスト、サイモン・アンダーウッドがポップ・グループの解散後に結成したバンドということだった。なるほど、言われてみれば。ポップ・グループのぐいぐい迫ってくるエネルギー感は薄まり洗練されてちょっとスカしたサウンドだけど、独特のグルーヴ感がそれっぽい。やっぱベースがいいね。30年前の曲だけど色褪せず、今でも新鮮に聴こえる。

ディズニーランドのエレクトリカルパレードの元ネタ
今日の一曲
Baroque Hoedown/Jean-Jacques Perrey & Gershon Kingsley

元ネタというか、エレクトリカルパレードのサウンドトラックの正真正銘オリジナルは、ペリー&キングスレイ(Perrey & Kingsley)のこの曲。記憶がさだかでないが、大学生のころどこかの雑誌で難波弘之がこの曲の入っているアルバム「Kaleidoscopic Vibrations」を取り上げていて、それ以来ずっと探していた音源。20数年かけてやっと今日入手して、初めてその音を聴いた。

聴く前はかなりチープな音を想像していた。Wendy Carlosの「Switched-on Bach」が頭にあったから。ところがけっこう質感のあるしっかりしたサウンドで驚いた。ディズニーランドで聴く音と遜色ないじゃん?(笑)。そこまでは言い過ぎかもしれないけど、moogだけでこのサウンドを出しているとは? すごい。シンセサイザーミュージックのバイブルともいえるアルバムとの出会いは、言葉に表すことができず、ただただ感激。「Kaleidoscopic Vibrations」は「Switched-on Bach」に匹敵する名盤でしょう。
ラルフとフローリアン
今日の一曲
Ananas Symphonie/Kraftwerk

1973年リリース「Ralf und Florian」。クラフトワークで一番大好きなアルバム。だけど音源が見当たらないので、いずれ入手したい。忘れないようにメモ書き。「The Model」や「Showroom Dummies」のようなダンサブルな曲もいいけど、私はこのアンビエントなアルバムが心に響く。底抜けに自由で即興的。テクノとはFree Mind、を地で行くすんばらしい音楽。ま、この定義は後付だけどさ。ほんでもこのアルバムにはピッタリ♫
ロバート・ブラウンCMのあの曲
今日の一曲
Beyond/Herb Alpert

1980年ごろのウィスキーのCMのサウンドトラックで、とにかくカッコイイ音! 数十年経っていてもふいに頭に蘇ってきて、むしょうに聴きたくなる曲のひとつ。これだけメジャーな曲ならiTunesで売っているだろうと探したが、ない。これだから日本のiTunes Storeは使えない、とブツブツ言いながらアメリカとイギリスのStoreでも探してみたが、ない! 権利関係がクリアになってないのか? たしかにこのころのハーブ・アルパートの音楽はそれまでのworksとは違うかもしれない。そういう評価で人気がないのか? 不思議だ〜。

YouTubeで音源を見つけて聴く。30年の音とは思えない。古くささがまったくない。当時も近未来的な音としてとらえられていたと思う。時代を先取りしすぎだな〜(笑)。この曲をスピニングのスプリントのシーンで使えるんじゃないかと思った。若い世代にもすんなり受け入れてもらえそう。あらためてリスペクト。

私と同世代の妻にもこの曲を聴いてもらったが、知らない聴いたことないという。あれ〜? 一世を風靡したよね、ぐらいの感覚だったのは私だけかな〜。意外とニッチなポジションの曲なのか。日本ではCD化すらされてない? こうなるとなんとか音源をゲットしたいが。


“せんせいしょん”ではなくなったが……
今日の一曲
草原情歌/姫神 with YAS-KAZ

姫神せんせいしょんは地元ゆかりのアーティストということでよく聴いたし、惹かれてもいた。ただ、どうしてもあのアクの強さ、ベンダーをウニウニさせる独特の音、あれが姫神せんせいしょんのアイデンティティでもあるのだが、どうも垢抜けないな〜とは当時思っていた。

ところがある日、FMから流れてきたこの新曲はまったく違っていた。透明感が増し、格調高くなったというか、ゾクゾクするような緊張感があった。それでいて東北の風土というか民俗的な香りは保っていた。あ〜、これならわだかまりなく聴ける、すんなり入り込める、と高校生だった私はなんかとても嬉しくて感動した覚えがある。

姫神せんせいしょんは都会的なセンスに包まれた人たちからすると斬新で衝撃的だったようだが、私みたいなジモティからするとちょっと恥ずかしいというか、こんな田舎くさいのがウケるのか、と微妙な感覚だったのだ。「姫神せんせいしょん」から「姫神」に生まれ変わったことがよくわかるアルバム「まほろば」だった。私はこの変化に肯定的だが、もちろん失ったものもあり、賛否両論だろう。



今こそこの歌を「青葉城恋唄」
今日の一曲
青葉城恋唄/さとう宗幸

すっかり記憶の底に埋もれていたこの歌をラジオで聴いた。東日本大震災後のライブで、この歌を聴いた人たちが流す涙を見て三十数年経てまたこの歌に新しい霊が宿った、新しい息吹が芽生えた、さとう宗幸自身、そう感じたそうである。私もすごく共感した。新鮮な驚きとやさしいぬくもりを感じながら、青葉城恋唄を今日あらためて聴いた。ほんとうに心に気持ちの中に染み渡るいい曲だな〜と。
Don’t Give Up
今日の一曲
Don’t Give Up/Peter Gabriel & Kate Bush

過酷だったイギリスの不況からの脱却。サッチャーのハードランディング的な政策は見事イギリスを立ち直らせたが、国民には非常に大きな痛みを与えることになり、今でもイギリス国内ではサッチャーは蛇蝎のごとく嫌われている、みたい。映画「ブラス!」も思い出す。そんな時代のさなかの歌だと思う。

この歌が世に出た1986年、私は大学生で、ケイト・ブッシュとピーター・ガブリエル二人とも大好きだったからという理由で、なんとなくこの歌を聴いていた。でも今はすごく胸に染みこんでくるなぁ。今あらためて聴くと、とっても特別で大切な歌に思えてきた。個人的にも、現在の日本の状況的にも。ケイト・ブッシュの歌うリリックとその声のやさしさには、思わず涙を流さずにはいられない。「がんばれ!」というだけでなく、こういう声のかけかたもあるのだと思う。

ゴドレイ&クレームがつくったプロモーションビデオが素晴らしい。全編、ケイト・ブッシュとピーター・ガブリエルが互いを抱き合ったまま歌うシーン。視覚にも強烈に印象づけられ、忘れられない歌になる。ゴドレイ&クレームのつくるPVはごてごてしたところがなく、シンプルなワンアイデアものが多い。リスペクト。

美少女すぎるにもほどがある
今日の一曲
Sea Of Love/The Honey Drippers

1984年モノのPVでよく覚えている作品。私はロックな人間じゃないのでZEPにもロバート・プラントにも反応はしないが、この曲のビデオは好きだった。理由は出演している女の子が美少女すぎ。このプラチナブロンドの女性はたしか、ワムの「ラストクリスマス」のPVでジョージ・マイケルの彼女役で出演している人と同一人物ではなかったか。で、当時彼女はプライベートではやっぱり誰か大物ミュージシャンと付き合っていた、というような記憶があるのだが。思い出せない。

あとこのビデオでキョーレツなのが、ロバート・プラントの後ろで鉄琴を叩くオジサン。海辺のリゾートというシチュエーションはいいが、水泳パンツ一丁でばちを持ってポーズ決めてみてもね~(笑)。このオジサンがまた、ほとんど鉄琴は叩かずポーズをするのみ。このPVを寮のテレビで観る度に、友だちといっしょに毎回大笑い。傍らには小さな男の子が所在無げにぼーっと座っているし。そのゆる~い演出がみんなのお気に入りだった。歌も悪くないよ♪

この時代、ストーリー仕立てだったり、いかにも金かかっているなーという映像もののPVもあったが、記憶の中からまっさきによみがえってくるのはこういう素直な作品。よくわからなくてもかわいくて面白ければいいじゃん。

天は二物も三物も……
今日の一曲
Glamorous Life/Sheila E.

このところ高校時代の寮生活について思い出したり、書き連ねたりしてきていろいろよみがえってきた。寮生みんな音楽が好きで、それぞれがいっぱしの評論家。もちろん好みは違うけど、小林克也の「ベストヒットUSA」をみんなで観るのがお約束。そしてあーだこーだ意見を述べ合うのだ。

私が寮に住んでいたのは1984年の4月から1985年の3月。プロモーションビデオが出始めた時期で、いろいろ凝った作品が世に出てきた。中でも1984年デビューのシーラE「グラマラス・ライフ」にはハマった。プリンスのサポートでデビュー、プリンスファミリーらしい派手で大袈裟なスタイル。ダンスがめっちゃカッコイイ! でも外見だけじゃなく中身がしっかりしていてめちゃくちゃカッコイイんだから、もうお手上げ、白旗掲げて無条件降伏。

当時、深夜のテレビ放送終了時に週替わりにPVを流す局があって、このシーラEの「グラマラス・ライフ」が流れる週はこれを観るためだけに夜更かしした覚えがある。ビデオデッキがない時代。いまはYoutubeでむか~しのPVをサクっと観られちゃうんだから、いいのか悪いのか。音源探しに苦労した時代を思うと不思議な感じ。

ゆうやく~ん!
今日の一曲
誰よりもあなたを/ミドリカワ書房

方々のポータルサイトで「Googleで、もっと」のムービーが流れている。その中で3人の女の子のファッションショーがお気に入り。なんといっても、最後のキャットマスク(?)でキメポーズする山口尚美に心奪われてしまっている。

山口尚美を初めて目撃したのはこの曲のPVで。何気ないありきたりな題名、普通に可愛い女の子とイケメンが出てくるほのぼのした出だしの映像。ところがストーリーが進んでいくととてもエキセントリックな世界が広がる。それでも主演の女の子はあくまでも無邪気に、一途な恋を歌う。そのギャップにワクワクして忘れられないPVである。

You Tubeで見られます。
http://www.youtube.com/watch?v=whiwvMKMzao

可愛い子でもそれはダメ~!なのか、いやいや可愛いからなんでも許されちゃうのか。観る人によって分かれそうでそれも楽しい。この山口尚美が演じた、イノセントで一途で天真爛漫、ゆるぎない自信に満ちた女の子は、私の理想の女の子。

頑張って練習した
今日の一曲
ASAYAKE/カシオペア

朝、出勤途中のクルマの中でラジオから流れてきた曲。高校生のとき、バンドでコピーした懐かしい曲。もともとはYMOのコピーをしていたのに、なぜか途中からフュージョン系のコピーをしてた。高中正義、スクエア、シャカタク、カシオペアなど。松岡直也、やったかな。中でも『ASAYAKE』はノリがよくて、メンバーみんなのお気に入り。高3の頃には練習しないで集まっていきなりでも、この曲はピタッと息が合うようになった。向谷実はアマチュアキーボーディストの憧れだった。今は鉄道オタクの神様♪
愛し合う二人から生まれた……
今日の一曲
Birthday Boy/渡辺満里奈

この歌なしでは満里奈は語れない。名曲。当時つきあっていた(んだよね?)小沢健二プロデュース。恋人同士の嬉しさ楽しさ幸福感が伝わってきて、とってもキュート。妬けるね。いま聴くと『夜と日時計』もいい。二人っきりのときは『夜と日時計』で、『Birthday Boy』はみんなにお披露目用かな。

この曲は多くのファンを魅了し、特にテクノファンの支持が高いと思っている。え? ポップス聴くの? というような人ともこの曲は話題になった。テクノキッズな友だちにこのCDを貸したら、数年帰って来なかった。このCDは私にとっても宝物だったので、しつこく連絡して取り返した。彼には新大久保百人町の屋台村でおなかいっぱいおごってもらった。
雪が降るまえに
今日の一曲
雪が降るまえに/遠藤京子

リリースの年がはっきりしないが80年代前半か。この曲は初めて聴いたときからすでに以前から聴いたような気がして、とても懐かしい気持ちにさせてくれた。井上鑑のアレンジがせつなく胸をぎゅっとされてしまうくらい、素晴らしい。『ルビーの指輪』もそうだったね。冬の季節に必ず思い出してちょっと口ずさんでしまう、いつまでも心に残る歌のひとつ。

遠藤京子はちょっと変わった声をしていて、デビューのときからもうベテランっぽいというか、一世代前っぽい雰囲気を醸し出していた(笑)。いや、それも魅力のひとつなのだ。自分で歌うよりアイドルに提供した歌に秀逸なものが多い。渡辺美奈代の『神様のタイミング』『ガールズ オン ザ ルーフ』、中嶋美智代『ひなげし』、これは武部聡志の美しいアレンジで最高。光岡ディオンの『片方だけのイヤリング』のリリック書いているって、知らなかった。曲は思い出せないのだが渡辺満里奈の『退屈と揺り椅子』が作詞・工藤順子で作曲・遠藤京子の最強タッグ。ちょっと影のあるファンタジーな曲だったんじゃないかな。

You Tubeで探したらあった、『退屈と揺り椅子』。アルバム『マリーナの夏』に収録。聴いて思い出した。たしかにいい曲でよく覚えている。題名は覚えてなかったけど(笑)。まだ満里奈が一皮むける前の時代だが、抑揚のない淡々とした歌い方がとてもいい。青空に白い雲が浮かび、暑くて静かでちょっとけだるい夏の情景が見えてくる感じ。雪の歌を語っていたら夏の風景になってしまった(笑)。
世界一のおっぱい
今日の一曲
おっぱい/スピッツ

心の底から世界一!と思える人といっしょになりたい。それが人生の幸せだと思う。その気持ちがあればほかにはなんもいらないんだと思う。気持ちが大事。ところが、その気持ちを伝えるのがなかなか難しい。「君のおっぱいは世界一!」と正直に言っても、冗談と受け取るらしい。謎だ。

POST DOOPEES

2010年12月27日 今日の一曲
POST DOOPEES
今日の一曲
Gravity/Buffalo Daughter

ここんとこ音楽を聴いていない。カーステにはVIBRASTONEが入れっぱなしで、ちょくちょくストレス発散とばかりに歌ったりするが食傷気味。そんな状況を打破する音楽がこれ。久しぶりにハマりつつあるミュージック。

実験的だけどキュートな粧い。最初は、なんだこれ、と違和感があったりする。だけど1曲目の「Gravity」は入り込みやすいかな。VCO発振!みたいなシンセベースに、ボリューミーなベードラ。たりら~んと天国SEが重なり、気分は宇宙遊泳。あ! 題名が「Gravity」なのか、ふ~ん、なんとなくなるほど。

このアルバム、全体的には決して人当たりの良い、人懐こい音楽ではないが、じわりじわりと体内に入ってきてやめられなくなる感じ。

私はずーっとDOOPEESの新作を楽しみにしていた。声変わりをしたキャロライン・ノヴァックも聴きたい(笑)。が、どうやらヤン富田はDOOPEESはもうやらないみたい。DOOPEESへの憧憬を思いながらBuffalo Daughterを聴く。

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