星野監督が北京オリンピックで銅メダルも逃して4位になり、試合後のインタビューでコメントしていた。
「申し訳ない、の一言です」
いつも思うのだが、オリンピックで期待された成績を逃したとしても、精一杯やった結果なのだから、謝らなくていいですよ。私は素直に拍手。

伊藤みどりが期待されたメダルを獲れなかったとき、応援しているファンのみんなに謝った。当時、私はすごい嫌な気持ちになったことを覚えている。オリンピック代表って、実は私たち日本人の代表ではない、みたいに私は考えている。自分の力を試しに、自分を表現するために出場しているんだよね? 私たちが伊藤みどりや代表選手を選んでいるわけじゃない。投票なかったよね? だから、ファンに向かって謝らなくていいよ、それは言い訳? それとも全力を尽くさなかったから謝っているの?

などと、若かったもんだから、ひねくれてたのかも。20年くらい伊藤みどりは大嫌いだったけど、去年だったかテレビで彼女のドキュメンタリーを見て、全力を尽くして、信じられないくらいの努力とギリギリの精神の中で演技して、そのあと、彼女の内側から出てきたのがあのファンに向かっての謝罪だったことを知って、逆に尊敬を感じた。世界でトップになる選手って、みんなちょっと凄すぎて、そんな人に向かってバカなことを考えていた自分が恥ずかしく思ったり。

だから選手の方々、結果はどうであろうと、終わったら胸を張って帰ってきてほしい、と思う。他の人にはなしえなかったことをして、素晴らしい経験をしてきたのだから。それを多くの人に披露して大きな影響を与えた、その功績はデカいと思う。勝ち負けなんて選手自身の問題であって、私たちファンの問題じゃないと思う。

野球とソフトボールは次のロンドンオリンピックでは行われない。各国のオリンピック委員会の“都合”で種目が加えられたり減らされたり、違和感がある。

というのも、どうもオリンピックでいくつメダルが獲れるか、ということだけを目標にしている人たちが、世界中、どの国にもたくさんいるような気がするから。どの競技でどんな選手がどんな努力をして金メダルを獲った、なんてどうでもよくて、単に我が国は金メダルをいくつ獲得、どこぞの国よりも多くメダルを獲った、数が多ければそれが国力だと思っている人がいるような気がする。

そういう考えに基づくと、なるべく効率よく(笑)メダルを獲れる競技に力を注ぐ、というのは当然の流れとなる。たとえば、1人の選手が複数の種目に出場できる競技がある。その選手が飛び抜けて優秀だとすると、1人でいくつものメダルを獲得できるチャンスがあるのだ。具体的には、陸上、競泳、体操など。競泳に出場したマイケル・フェルプスは今回のオリンピックで8個の金メダルを獲得した。

反対にチーム競技は効率が悪い。野球は24人もの代表選手を引き連れて、金メダルの可能性も高かったと思うが、結果はメダルなし。一方、競泳の北島は1人で金メダル2個。これを数字だけで判断する人たちがどう見るか。

日本のオリンピック委員会やその周辺の人たち、結局、大所帯になってしまう野球やソフトボールはオリンピック競技としてあればいいけど、なければないでいいや、ぐらいの消極的な気持ちがあるような気がしてならない。特に野球はプロ野球機構との調整が大変だし。ソフトボールは念願の金メダルで感激! でも、なければないで女子柔道や女子レスリングに資源投下すればいいや、なんて思ってないか。

野球の場合、多分、アメリカ自体がオリンピックに乗り気じゃないのだと思う。MLBのほうがプライオリティ高いし、WBCも設置した。アメリカが野球競技開催に積極的な意思表示しないものだから、日本もまいっか、ぐらいで流されているんじゃないのか。

メダルの数が力の証明、なんて考えていたら、10億から人口がある中国にはどんなことがあっても勝てないですよ。オリンピックにメダルの数じゃなくて、もっと違う価値を見つけようと思わないのか、な。一部分の人だとは思うけど、上のほうの人にこういう人が多いような気がして。
気になった選手。柔道60?級のオーストリア代表。ヨーロッパチャンピオンとのこと。柔道は組み手でいかに自分の有利なポジションを取るか、が肝心。だから柔道着を分厚くゴワゴワした素材にして、相手が掴みにくいようにしたり、きちんと柔道着を着ないで、ちょっとゆるめに着たりするのが普通になってきた。だから試合中に柔道着の前が帯からはずれてだらんとなっても、それを直さない選手が多い。

ところがパイシャーは常にきっちり柔道着を付けて、試合中に道着が乱れたりすると、審判にうながされなくても自分でいつも直している。時代に逆行する感じでびっくりしたし、そういう真面目な選手が世界でトップにいることが嬉しくなった。60?級の決勝戦、韓国の崔敏浩も強くてカッコよかったが、パイシャーに勝って欲しかったな。結果は、崔敏浩は桁違いに強かった。

負けて銀メダルのパイシャーは、お互いに礼をして、その後、崔敏浩の右手を差し上げて相手を祝福。柔道選手でこんなに真面目で気持ちの良い選手は初めて見た。最近は日本選手がルールに対してウジウジ言うことが多くて、正直、辟易していた。精一杯やって、負けたら負け、それを認めればいいじゃん。

スポーツは勝ち負けもすごい大事。だけどその前に、この一球にすべてをかける、この一振りにすべてをかける、この投げにすべてをかける、そういう気持ちや気概、集中力がとても大事。自分の全力を出し切って、その結果が勝ち負け。小細工して勝ってもいいけど、満足や喜びは違うんじゃないか。
北京オリンピックが近づいてきて、スポーツニュースでは各競技の代表選考会や予選などを取り上げることも多い。日本メダルの期待を込めて。競泳も注目の競技だろう。北島康介いるし。ところが、ニュースやネットのブログなどで、選手が着る競泳水着の問題についておかしなコメントが目につき、正直がっかり。

スポーツはなんでもありの勝負じゃない。厳格なルールの下、工夫して努力して苦労して切磋琢磨するもの。あくまでも枠内で、なのだ。そのルールにはもちろんマテリアルも含まれる。マテリアルの進化もスポーツの一部であり、またスポーツをより輝かしいものにしてきた。

話題になっているSpeedo社の「LZR RACER(レーザー・レーサー)」は、完全にルールに則った公式なものである(現時点での国際水泳連盟の判断)。その開発には「スピードインターナショナルの研究開発チームであるアクアラボが、400名以上の世界のトップスイマーでテストを重ね、米航空宇宙局(NASA)をはじめとする国際的な研究開発期間の専門家や技術協力を経て、3年以上の歳月をかけて開発したスイムスーツ」とリリースではうたっている。で、その競泳水着を着た選手が世界新記録を連発。長年の努力が実った素晴らしい結果といえる。

ところが、日本人にとって問題なのは、日本水泳連盟とメーカーとの契約により、北京オリンピックで日本選手はこのタイムが出る(らしい)競泳水着を着ることができない。これを「不公平」というおかしな人たちがいる。ぜんぜん不公平ではない。これを不公平と言ったら、スポーツは成り立たなくなる。

上のリリースでもあったように、400名以上の選手の努力と3年もの開発期間を経て完成した高性能競泳水着。400名の選手の中には、自分のやりたい練習プログラムを放棄してまでも、マテリアルの重要性を鑑みて協力してきた人もいるはず。マテリアル開発の現場は試行錯誤の連続で、協力する選手にとっては大変な作業だったと思う。それでも地道な努力を重ねてこの競泳水着を完成させたのだ。多くの人たちの努力の結晶である。協力した選手の中には、自分が開発した水着なのだから、独占して使用したい、するべきだ、と考える人もいるはずである。

テレビで「同じ競泳水着で北京オリンピックを」などと、見当違いなことを言っている人たちは、表面的にはわからないこういう隠れた努力をまったく考慮していないのだろう。

極端な話し、同じ競泳水着を着て競争しようという意見は、水泳のテクニックスキルや体力の鍛錬をしないでその人の素質だけで勝負しましょう、というのと同じ、とまで私は考える。スポーツにみんな熱中するのは、人が努力するという非常に美しい姿を見られるから。努力の結果を目の当たりにできるから、みんな憧れ、そして賞賛する。それなのに、競泳水着の開発に携わってきた選手の努力を否定するような「競泳水着は同一のものを」発言は、スポーツを否定している。否定しているつもりはないのだろうが、スポーツとはなんぞや、つーことをわかってない人が多すぎると思う。

北島康介がSpeedo社の水着を着られないことについてインタビューを受けていて、非常に優等生的なコメントしていた。Speedo社の競泳水着が本当にタイム短縮に関係しているかわからない、ただ、選手はその水着を着ることにより、速く泳げるような気持ちになるはず、だいたいこんなことを話していた。彼は直接的には2つのポイントを述べている。

1つは、Speedo社の水着を着てタイムが0.5秒短縮した云々言うが、厳密にはまったく同じ条件でのタイム比較はありえない。同じ人が泳いだとしても、体の疲労度、意識、環境など、同一条件はありえないのだ。その水着の性能がタイム短縮に関係しているか、その因果関係は永久に実地に証明されることはない。

2つめは、選手にとって気持ち、モチベーション、メンタルな部分が記録につながるというのは、北島自身も実感しているはず。だから上のようなコメントになったと思う。自分が信頼しているマテリアルを身につけるとき、自分が最大限の力を発揮できる。性能よりもその精神面が大切だと彼は言いたかったと思う。

ただ、この2点に関しても、建前であり、北島自身もSpeedo社の優位性は十分に認識しているだろう。しかし彼は真面目なスポーツマンなので、スポーツとはそういうマテリアル開発の部分も競争であることはわかっている。自分がSpeedo社の水着を着られないのは不利だが、それもルールであるから、自分は自分なりの精一杯の努力を続けて、そして勝負に臨む、そういう気持ちのいいスポーツマンシップを感じた。

競泳水着は20年くらい前までは、人間の皮膚より抵抗値が小さい生地がなくて、いかに体を覆う生地の面積を小さくするか、というコンセプトで作られてきた。その後、人間の皮膚よりも抵抗値が小さく、筋肉の動きを阻害することの少ない生地が開発され、現在のようなオーバーオールタイプが増えてきた。もっともっと筋肉が自由に動ける生地素材ができれば、最終的にはスピードスケートのウェアのようなデザインになるのではないか。

今度の北京オリンピックでも、選手の泳ぎはもちろん、選手がどんなデザインの水着を着ているか、どのメーカーの水着を着ているか、速い人が着ている水着に注目してみるのも楽しいだろう。そして、なんでそんな形になっているのか、どういう理論からこのデザインが生まれたのか、などと考えてみたり調べてみたりすると、もっともっと楽しくなるだろう。スポーツを楽しむということは、そういうことなのだと思う。
聖火を持ったランナーを中心に、10人程度の中国から派遣された警備員、その周りに100人規模の警察官と関係車両の、群れ。思わず笑ってしまう光景だ。聖火ランナーが掲げている聖火を消しても聖火が途切れることはない。聖火の大元は別のところでちゃんと燃えており、途中で消えたらまた大元から火を分ければいいだけのこと。でも聖火ランナーをとりまく人たちの必死さは、この火が消えるとオリンピックがなくなる、火を消すことができれば偽善をまとったオリンピック開催を防ぐことができる、くらいの勢いである。でもそれはどこかゲームじみていて、微笑ましい。

聖火リレーは1936年のベルリンオリンピックから始まった。オリンピックの象徴としてすでに存在していた聖火。多くの人とオリンピックを共有、共感しようという建前のもと、聖火リレーは実はスパイ目的で発案されたという側面がある。当時、ヨーロッパの覇権をもくろむナチ党は、周辺国家の実情を探ることに苦心していた。そこで自国のオリンピック開催をネタに、聖火リレーという堂々と他国を見て回れるイベントを考え出したのだ。3,000人以上のランナーが聖火をオリンピアからベルリンまで運んだとのことだが、ランナー以外にも多くのナチ党関係者がスタッフとして同行したであろうことは、想像に難くない。

まー、最初の動機が不純であろうと、その後の聖火リレーは健全ないいイベントだったと思う。多くの人がランナーとなり、オリンピックに参加するという実感を得ただろう。聖火リレーによるシンパシーの広がりは効果大だったと思う。

でも、今回の聖火リレーの模様をテレビニュースで見ながら、もうそろそろ聖火リレーも止めていいんじゃん?と思った。数百人の警備を引き連れて、妨害に会いそうだとすぐにランナーはバスに乗ってしまったり。茶番だ。そこまでのお金と労力をかける意味はないように思う。ランナーもかわいそう。もうオリンピックは地球上に十分、周知されていると思うし、聖火リレーの目的も終わっているような気がする。トラブルの機会を作ってしまう聖火リレーはいらないでしょう。

という理論を発展させちゃうと、トラブルの機会を作ってしまうオリンピックもいらない? 私はそうは思わない。オリンピックでも過去に何度もテロに見舞われた。多くの人が集まり、多くの人に注目されるイベント。テロの格好の標的である。だが、オリンピックの発祥について考えてみたい。

オリンピックの由来はギリシャ神話まださかのぼるような話しで、実際にどうだったのか、ということは諸説あるようだが、古代ギリシャにおけるオリンピアの競技会がルーツとのこと。当時は都市国家間の争いが絶えない時代だったが、4年に1度、武器を捨てて、戦争ではなく裸でぶつかり合い勝敗を決めよう、みたいな申し合わせをした。平和の祭典と言われるゆえんである。全世界に浸透した平和の祭典がテロに屈してしまっては……。それこそ暗黒の世界だ。スパイ目的だった聖火リレーはなくなっても平気だけど、平和を求めたオリンピックがなくなると困る、と思う。

古代オリンピア競技会の間は休戦期間として、競技者や観客の旅の安全を保障された。もしこの休戦を破った国は、競技会への参加が拒否されたほか、他国から外交関係を絶たれることにもなった。つまり、この競技会は思いっきり政治とリンクしていたのだ。

近代オリンピックにおいて、モスクワオリンピックのボイコットのようなことが起こらないように、オリンピックを政治的手段にするのを止めよう、と言ったのは、確かサマランチ会長。しかし、私はオリンピックの原点に戻って、オリンピックは、IOCは思いっきり政治的介入をしてほしいと思う。

戦争、紛争、止めないところはオリンピックには参加させません! いいね〜♪ アメリカ、ダメだね。アメリカの戦争にお金出したり、給油したり、軍隊を送っている日本もダメだね♪ それよりもなによりも、開催国である中国がまず参加できない。平和の祭典を行うために、戦争や紛争、人殺しを無視したり、それらにフタをするようなことではいけない。そうではなく、積極的に平和を進めなくては。本気でオリンピックを平和の祭典にしたいと願う、のは私だけ?
鈴木正成先生が、トリノオリンピックの日本選手は、筋トレが足りないなー、と言っていたそうだが、まさにそうだと思う。アルペンの佐々木は自分のことを天才と言っている。私も彼は天才だと思う。でも彼には筋トレが欠けている。アルペンスキーの選手は、スーツを着ているからわからないが、みんな凄まじい筋肉の体をしているそうだ。日本ナショナルチームにはだいたい海外からコーチが招かれるが、歴代のコーチが口をそろえて言うのは、「日本選手は技術はいいが、筋力が足りない」。オリンピックやワールドカップには、天才ばかりが集まってくる。同じ天才ならより筋力があるほうが勝つのだ。で、佐々木は天才だが、ワールドカップで優勝したことないし、オリンピックでも勝てないだろう。このままでは今後も。

ボディ・ミラー、大回転でも勝てなかった。残念。あとは回転かー。彼の後傾になりながらスピードに乗って、ガンガン攻めるスタイルは、やはり凄まじい筋力で支えているからだと思う。基礎系の理論が頭にある私なんかは、トーマス・グランディの、ターンをきちんとコントロールする滑りがキレイだなと思うが、それとは違った魅力をボディの滑りに感じる。回転では、ブーツの足首部分でポールをなぎ倒しながら、一発勝負で金メダルを獲ってほしい。

カーリング女子、日本チームはイタリアにも勝って、あとスイスに勝てば、予選突破。かな? まだまだずっと彼女たちの試合を見ていたい感じ♪ 今回、日本選手団でメダルを獲るとしたら、女子フィギュアスケートじゃなくて、カーリング女子なんじゃないかなー。
ハマった。トリノオリンピックで、応援する日本選手はいないと思っていたけど、カーリングの女子チームは応援してもうた。カナダ戦、スウェーデン戦、イギリス戦、いずれもとても素晴らしい試合で、感動した。なんで感動するんだろ。チームが仲がよさそうだからか、チームワークとか、ルックスが可愛いとか。対戦相手が母親くらいの人とか、みんな背が高くて、大人と子どもの戦いのように見えるけど、勝っちゃうところとか、いいなー。セカンドがちょっとヘボいけど、彼女には彼女のできることをきちんとやってもらおうと、スキップがちゃんとコントロールしている。それもお互いの信頼関係があるからだと思う。やばいなー、もっともっと見ていたくなった。明日からまた仕事なのにー。

ボディ・ミラーがいまいち。相変わらず速いけど、リスキーな内容。韓国のショートトラック、いい感じ。レース展開がケイリンに似ている。日本は予想どおり。また今回も金メダルはないだろう。
シカゴベアーズ、開幕4連敗。どういうこっちゃ。ちぇ。
今シーズンも眠ったままか。もうNFLは無視するか…。
どあほ。

オリンピック、男子バレーボール決勝はすばらしい試合だった!
またバレーボールが変わるかも! ユーゴスラビアは今まで
どこのチームも辿り着けなかった高いところに達した。
十数年前にイタリアを見たときのような、新しい波を感じる!

なんでユーゴが強いのかわかんなかった。でもだんだんわかって
きた。今はうまく言えないけど。うーん、正確なんだよなー、
プレイが。異常に。今までほかのチームがパワーだけでプレイ
してきたことに、ユーゴは正確さをプラスしてきた。

いちばんわかりやすいのはサーブ。今、どの選手もアタックサーブ
を打ってくる。強烈なやつ。アタックサーブが出始めたころは
ミスも多かったが、今はどの選手も90%以上の確立で
アタックサーブを決めてくる。ところが、ユーゴの選手は
どの選手も速い強烈なアタックサーブと同じ打ち方から
フェイントをかけたようなゆるいサーブも打ってくる。野球の
ピッチャーでいうとチェンジアップみたいな効果があって、
このゆるいサーブがめちゃくちゃ決まる。相手からすると、
強烈な速いサーブを警戒せざるを得ない。実際ユーゴのサーブは
強烈なのだ。その上にゆるいフェイントサーブを打たれたら…。

レシーブもいい。正確。あきらめない。アタックもコースを
狙っている。高さがないから、ワンタッチも積極的に狙って
いる。それが正確。うーん、今までバレーボールは少しずつ
精度が上がってきたとはいえ、どっかパワーで押し切って
これたんだなー。でもユーゴがオリンピックで金を取った今、
これからどこのチームも正確さ、プレイの精度を上げるような
バレーボールを目指すんじゃないか。

サッカーの決勝もすごい試合だった。でもちょっち大味だったが。
スペイン、ぼろぼろだったからなー。なんにしてもカメルーンが
勝ってうれしい♪ これからサッカーはアフリカンスタイルが
メインストリームになると思う。一番速くて、一番魅せるサッカー。
まず南米が没落する。ヨーロッパのコンビネーションは生き残る。
だが、アフリカ勢が正確なコンビネーションを会得したら、
ヨーロッパ勢もなす術なしだよー。

世界でいちばん優れた人間って、やっぱアフリカンなんじゃない
かな。黒人。ブラック・イズ・ビューティフル♪
昨日は月末ということもあって、亀井さんはがんばって
出社してきた。悪化させて帰ったみたい。たまたま
車で来ていたので、帰りは新宿まで送っていった。
都内がめちゃくちゃ混んでいた。月末だからかなー。
亀井さんも土日で復活するといいのだが。

始まる前はどうでもよかったオリンピックだけど、
けっこう楽しんでしまった。明日で終わるのかー。
まー、なかなかだったなー。冬のオリンピックほどは
盛り上がらないけど。夏って見どころが少ないのよね。

少ない見どころの一つ、水泳高飛び込み。若いころは
オリンピックで楽しみだったのは高飛び込みと体操ぐらい
だった。ちょっと高飛び込みは勉強をおろそかにしていた
けど、やっぱ見ていて楽しい。逆立ちから飛び込むのは
初めて見た。8年前はなかった。相変わらず中国選手が
強い。この競技もなかなか完璧な演技が見られないけど、
今日の決勝では中国の2選手がそれぞれ1回ずつ10点
満点が並ぶ演技をしてくれて、めちゃくちゃ爽快♪

バレーボール男子の準決勝でユーゴスラビアVSイタリア。
この対戦って一昨年の世界選手権決勝と同じだー。代々木
体育館で生で観た♪ 世界選手権はイタリアのストレート勝ち。
ちょっと物足りなかったくらいだった。今度のオリンピックも
物足りなかった(笑)。今度はイタリアがストレート負け。
ユーゴとしては世界選手権の借りを返す、と燃えていたの
だろうが、それにしてもイタリアは淡白だったなー。

10数年前から世界のトップを走ってきているイタリアの
力は相当なものだと思う。世代交代も成功した。私は
ゾロジのころのイタリアチームのバレーボールを見て、
感激してバレーボールにハマった。当時はセッターで
キャプテンのルケッタを中心に、ゾロジ、カンタガッリ、
ガルディーニとかめちゃくちゃカッコイイチームだった。
そのあとジャーニが出てきて、ゾロジはレフトのポジション
をジャーニに譲ってセンターにコンバート。このころが
一番強かったかな。高さ、スピード、パワー、コンビネーション
のどれもがトップレベルで、どこにも欠点がないような
チームだった。初めて目撃したダブルクイックには目を奪われた。

そのあと、高さで圧倒するオランダとの対決が続いて、
パワーのブラジルにも屈したこともあった。で、今回は
ユーゴにあっさり負けた。イタリアの唯一、不満なのは、
負けるときあっさり負ける。試合の序盤で乗れないと
それを跳ね返せないもろさがある。勝つときは圧倒的なのに。
これがイタリア人なのか(笑)。

ユーゴスラビアチームというのが、どうして世界トップに
出てきたか、まだわからない。まず高さがない。スピードも
パワーもそれほど感じない。とにかくコンビネーションなのか。
セッターのなんとか兄弟のお兄さんがとにかくめちゃくちゃ
いい! だいたい相手チームは彼の速いトス回しにブロックが
ついていけない。それでポイントが取れるのだ。Dとかが
すごい速いタイミングで決まるんだよなー。あれがすごい。
あとレシーブがいいのかな。確かにリベロもいい。

一時期、男子バレーボールは高さもスピードもパワーも
コンビネーションもすべて備えてないと勝てない、って思って
いたけど、ユーゴは少なくとも高さはなく、パワーもそれほ
どでもないのに世界トップにやってきた。ユーゴのバレー
ボールはまたちょっとバレーボールの革命なのかな、と
考えている。うーん、いや王道ではないか。高さがなくても
勝てるチームを作り上げたということか。やっぱり最後は
高さがバレーボールの大きな要素だと思う。決勝のユーゴVS
ロシアはどうだったのだろうか。ロシアは高さオリエンテッド
とも言える。
ラジュカンの体操個人別の金メダル剥奪は正当な処置だ。
理由がどうであれ、検査で陽性になった選手が許されること
になってしまっては、検査の意味もなにもない。

ルーマニアのアマナールとオラルはそれぞれ銀メダルと
銅メダルを獲得。ラジュカンの金剥奪により、繰り上がりの
金と銀になるはずであったが、2人ともそれを辞退した。
IOCに対する抗議の受け取り拒否である。

ドーピング検査は、薬に頼って記録を伸ばそうとする確信犯を
取り締まるのが目的であるから、ラジュカンの場合(真実が
報道どおりであれば)、メダル剥奪は正当な処置ではない、
というのが彼女たちの見解。まったくそのとおりである。
自分たちの考えに従って、メダルの受け取り拒否をした
アマナールとオラルはめちゃくちゃカッコいい。

こんなすばらしいチームメイトを持ったラジュカンは、
きっと復活できると思う。記者会見でコマネチが付き添った
のも印象的。周囲の助けと彼女自身の強い精神力で、
4年後のオリンピックでまた金メダルを獲ってくれるだろう。

さて、篠原の銀は? ちょっとあの決勝戦は、私はVTRでも
観てない。私も昔は柔道やっていたから、見れば私なりの
判断もできるのだが。多分、一本、もしくは技ありは
あったんだろう。問題はその判定に対する日本チームの
対応かなー。誰が見てもおかしな判定なのに、なんで
あやふやにしてしまったのか。篠原もなんで2番目の
表彰台に登ってしまったのか。表彰式、ボイコットしても
よかったのでは? 

銀の表彰台で涙する篠原はめっちゃカッコ悪かった。
ルーマニアのアマナールとオラルと非常に対照的な
感じがした。勝つべくして勝ったものと、負けるべくして
負けたものを目の当たりにした感じがした。

私も、周囲から注目される立場になったとき、自分の
考えに従って毅然とした態度を取れるだろうか。
スポーツって男のものだと思う。歯を食いしばって
プレイする女子選手を見るたびに思う。女性も
自分の中の男の部分で闘っているって感じ。

常々、男を負かすことができる「女のスポーツ」って
ないのかなーって考えている。筋力では絶対男が
強い。でも筋肉勝負だけじゃなく、なんかないかな。

競馬の騎手。騎手も馬をコントロールするためには
すごい筋力が必要とされるけど、体重は軽い方が有利。
あと動物とのお付き合いってなんか女性の方が
得意そうかな? 実際世界ではトップで活躍する
女性騎手っている。日本ではまだまだだけど。でも
地方競馬ではいい女性ジョッキーがいたような気がする。

馬術の世界ではもっと女性が多い。女の子のスポーツの
1つの答えがこれかなー。

日本では競艇で女子選手が活躍している。あれもパワーウエイト
レシオが高い方が有利。女の子は有利。あと競馬の騎手ほど
筋力は必要としなさそう。メカに対する知識やエンジニアリング、
そしてレースでの駆け引き、コース取り、ターンの技術、
そんなとこかなー。女の子にオススメのスポーツ♪ ただ
世界的なスポーツじゃないからなー。日本だけのドメスティック
なスポーツだから、ちょっと残念。

今回オリンピック見ていて、ソフトボールもとっても
女の子っぽいんじゃないかって思った。パワーよりも
テクニック重視なスポーツ。あれだけ早いタイミングで
ボールが来るから、バッターは大振りはできない。
鋭くコンパクトにバットを振って、ミートを心がけるように
しないと。そこが野球とはまったく違う。ボールも
直球はほとんどないし。

あと今回の日本の女子チームを見ていて、ピンチでも
お互い笑顔で声を掛け合っていたりして、あー、女の子
らしくていいなーって思った。これは他のチームもそう。
どんなときも笑顔で励ましあえるっていい感じ。今回は
銀メダルだったけど、すばらしいチームだったと思う。
ソフトボール日本女子チーム。

私の大好きなラジュカンが金メダル剥奪! ドーピング検査で
陽性。それも剥奪された個人別の検査では陰性で、その後の
種目別のときの検査で陽性。原因はカゼ薬とか? 明らかに
チームの失敗なのだが、彼女が立ち直ってくれるかどうか。
精神的な強さで今度の金も取ったと思っているから、これから
チームのエースとして活躍してくれるといいのだが。
オリンピックとかワールドカップでユニフォーム、ジャージ、
ウェアを見るのが好き。センスのいいデザインってぜったいある。

まだシドニーオリンピック終わってないけど、ベスト・コスチューム
を発見した。なんとめずらしく日本チームだった。ビーチバレー
の佐伯・高橋組のセパレートの水着がとてもすばらしいデザイン!
白と赤の2つのパターンがあるみたいだけど、シンプルで
とても目立つ、魅力的なコスチュームだった。拍手♪
特に白がよかった。左胸に小さく日の丸。私は日本の国旗や
国歌は嫌いだけど、この日の丸だけはいいかなって思った。
そうそう、白いキャップと白い水着のその組み合わせがとっても
センスがよかったのだ。あれは忘れられないなー。

日本人はなんか意味を含ませたような複雑なデザインって苦手
なのか。今回もシンクロナイズドスイミングの太陽と地平線?
をイメージしたという水着のデザインが最悪。あと一昨年ぐらい
まで日本代表サッカーチームのジャージも最悪だった。今の
直線を基調としたジャージは安心して見ていられる。

競泳の水着がドラスティックに変化した。長年、競泳用の水着
の目標は「人間の肌より水の抵抗の小さい素材」「人間の筋肉の
動きを妨げない素材」の2つだった。やっと今回のオリンピック
で、その2つを満たすウェアが登場した。でもまだまだ昔ながらの
覆うところの少ない水着を着ている選手もいるし、過渡期か。
着心地だけじゃなく資金面で用意できるかできないかも
あるのかなー。色が黒が多いのはなぜだろう。黒い染料にも
秘密があるのかな。

女子体操ルーマニアのレオタードがやっと新しくなってほっと
した(笑)。ルーマニア体操チームは社会主義体制の崩壊から
ずっと資金難だったらしい。私もずっと、ほかの国のチームが
毎年毎年レオタードを新調する中、ルーマニアはいつも
同じデザインのものだよなーって思っていた。あれは資金難も
理由の一つらしい。今回はイメージは踏襲しつつも、あ、新しい!
つーレオタードで出てきて、よかったって思った。

今回のオリンピックの女子体操は、光ものが多かった(笑)。
なんか光る素材。あれはここ数年出始めたものだろう。
ちょっと違和感。

女子ソフトボールのユニフォームはみんな短パン。あれは
なんか違うんじゃないかと思う。野球もソフトもベースに
滑り込むから、長いパンツじゃないとすぐ肌をすりむいちゃう。
実際、女子選手は太ももとか膝頭とかすりむいている人が
多かった。スライディングが必要なところで、思い切って滑り
込むことができない選手もいた。あれは足が見えているから
じゃないかなー。サッカーは下が芝生だからいいけど、
ソフトボールはアンツーカーだから、やっぱ長ズボンじゃないと。
オリンピックいろいろその2

女子ソフトボール、日本は5連勝で金メダルか銀メダルは確定!
やったー! ぜひ金メダルを! それにしても高山がまた
投げて、チーム5勝のうち4勝が彼女の勝ち星。すばらしい!
MVP間違いなしやな。

体操競技は予習もしてなかったし、見ても見なくてもいいや
って思っていた。前回のオリンピックのときは、その前の年の
世界選手権が鯖江で開催されたこともあり、予習バッチシだった。
今回はなんもだったからなー。マスコミの話題はホルキナらしいが。

そのホルキナ。ルックスはいいねー。前回のオリンピックの
ときも目立っていたけど。彼女のヌード、見てみたい。ただ、
彼女の場合、その長い手足とかがちょっと不利になっているの
かも、と思った。平均台、跳馬が苦手らしい。前回は段違い平行棒
の種目別でメダルを取ったはず。床も得意。

女子体操はだいぶ前からパワーウエイトレシオが高い選手が
活躍する構図ができあがっている。だからだいたいメダルを
取るような選手は小さくてスピードがあり、キビキビした
演技をする。ドミニク・モセアヌはよかった…。彼女はまさに
そういうタイプだった。

ホルキナみたいなのはそういえば今まで見たことないかも。
年を取って体がふっくらとするというよくあるパターンでも
なく、細身のまま、手足がすごい長い選手。
これが床の演技をするとほんとに異彩を放つ。
スピードがないわけじゃないんだけど、
動きがスローモーションで見えるというか、こう動きが滑らか。
ふわっ、て体が浮き上がっているように見えてしまう。高さの
ある男子の演技とも違う。確かに彼女にはメダル取って
ほしかったのだが…。

いちおう見るからには誰かに注目して、応援するか、
と思い、ぼんやり眺めていた。アマナールがまだ
やっているんだー、前より細くなって
かわいくなったな、という印象。
子供から女っぽい雰囲気になったという感じ。

同じルーマニアのラジュカンというルーマニアの選手が
気に入った。練習中の表情が明るくていい。活発な娘らしい。
元気な子って大好きだし、ラジュカンを見ることに決定。
ルーマニアは団体で金メダルを取っていて、彼女はその
メンバーの一人だが、個人別ではぜんぜん優勝候補では
なかったみたい。

女子体操の競技を見ていていつも思うのは、ミスが多いこと。
いつもの演技さえできれば、この選手が一番ってわかっていても、
本番でミスをする。国の代表っていってもやっぱし10代の
女の子なんだなー、って思っちゃう。精神的な
もんが弱いんじゃないかって。今回ホルキナが痛々しかった。
ミスすると、まだ演技が残っていても涙を見せちゃうからなー。
今回はいちばん得意なはずの段違い平行棒での落下が響いた。
新技にトライして、団体でも落下、そして個人別でも落下して
メダル圏外に。失敗したとき、そこで気持ちを持ち直して
がんばることができないみたい。体操ってけっこう実力よりも、
そのときミスをしなかった選手がメダルを取ったりする。
性格がまじめすぎるのは、かえって
よくないような気がする。

で、シドニーオリンピックの女子体操個人別では、
私が見初めたラジュカンが金メダル!
おお、へー、かわいいね、ラジュカン。ミスがなかった。
彼女はルーマニアチームでも3番手か4番手だし、
彼女自身も金メダルというのは考えていなかったのではないか。
それでも3種目めの演技のあたりから、
緊張しているなっていうのがテレビでもわかった。
金メダルの可能性を自分でも感じはじめていたはず。
それでも彼女はプレッシャーに負けないで、
いつもの自分の演技ができた。
最後の床の演技はほんとにすばらしかった。
ルーマニアの次のエースだねー。
次のオリンピックでも彼女を見れるといいな♪

DQ、最後の(多分)ダークパレスでつまった。もう別に
楽しんでないから教えて欲しい。どうせ仕事。
別に興味もなかったオリンピックだけど、始まると見ちゃう。

女子ソフトボールの日本チームの活躍はすごい気持ちがいい!
やっぱしほかの国の選手に比べると、体格が小さい日本チーム。
その日本が4連勝なんだから痛快だーなー。公式試合120連勝(?)とかのアメリカに勝って、中国に勝って、キューバに
勝った。内容もよかった。ピッチャーがいい。高山かっこいい♪
うー、金メダル、取って欲しいなー。

ソフトボールって見ていておもしろいスポーツ。めちゃくちゃ
テクニックとスピードのスポーツ。ピッチャーの投げるボールが
すごい。距離が短いから、野球にすると時速160キロ以上の
球と同じタイミングで打つことをバッターは要求される。
おまけにどのピッチャーもまっすぐのストレートはまったく
投げない。メジャーリーグのいわゆるムービングファストボール
みたいなのばっか。ライジング、ドロップ、カーブ、シュート。
ワクワクする。

競泳で世界新がたくさん出ている。今回は新しい世代のウェアに
よる初めてのオリンピック。新記録続出は当然なんだけど、
これからスイミングウェアってどうなるのかな? やっぱいずれ
はスピードスケートのウェアみたいに、フードまで一体化した
ウェアになるのかなー。10年後の競泳の風景とか想像してみると、
おもろい。

オリンピックサッカーはアンダー23だから軽く見られているけど、
おもろいよー。なんでみんなあんなに軽視するのかなー。選手は
みんな気合入っている。日本選手以外は。前回のオリンピックで
ナイジェリアが優勝してから、ヨーロッパや南米のプロのクラブ
でプレーするアフリカ選手がめっちゃ増えた。特に若いこれからの
選手が出場するオリンピックは、そこで活躍すれば世界のトップの
クラブからお声がかかるって構造ができている。だから選手は
目の色変えてオリンピックですばらしいプレーをする。

ところが日本選手はJリーグつーぬるま湯でプレーしていて、
そこから出なくてもぜんぜんOKだから、あーゆーだるいプレー
ばっかになるんだと私は思う。違うもんなー、鋭さが。ほかの国の
選手からすれば、オリンピックはほんとうに自分の
人生を変えることのできる大舞台、という認識があるが、
日本の選手にはそれがない。

南アフリカ対スロバキアはそのいい例かも。スロバキアはもう
決勝トーナメントは絶対出れないことがわかっていて、
南アフリカはこの試合次第では決勝に出れる。
だから大方の予想は南アフリカ
勝利、だったんだけど、スロバキアの圧勝。選手からすれば、
決勝に出れないっていうのはそんなにモチベーションの低下には
つながらなかったのかも、って思った。それよりも最後まで
いいプレイをすることが、これからの自分の働き場所を確保する
方法だって考えていたんじゃないかな。

田村亮子やっと金メダル。やっぱ精神的なもんか。48キロ級
って今までもぜんぜん敵がいなかったのに、それでもオリンピック
で金を取れなかったのは、心の弱さだったのか。というよりも、
やっぱ女子48キロ級のレベルの低さを示しているのか。
今までこんなこと考えたことなかったけど、田村亮子と私が
柔道しても、私は負けないような気がしている。気がして
しょうがない。それほど彼女の柔道は迫力がない。

柔道の楽しみはやっぱし男子無差別級♪
やったぜ! オリンピック、オランダとの対戦で松中ホームラン♪
それも4番の中村のりと連続ホームラン。気持ちいいねー。
特に松中のは一直線にスタンドに突き刺さるような打球で、
いつも気持ちがいい。最高だ!

オリンピックの日本チームもがんばってほしいけど、ダイエー
ファンとしては複雑な心境。松中の右足かかとはまだよくない
みたい。それでも毎試合スタメンでがんばっているからなー。
怪我が長引かないといいんだが。日本シリーズもあるのに。
予選落ちすると、休めるよなー、などと考えてもしまう。

彼もプロなんで、彼のことは彼に任します。悔いのないように
がんばって欲しいです。

VAIOでプリンター使おうと思ったら、まだ設定してなかった。
エプソンのPM−700Cだし、ドライバー内蔵されてんだろなー
って調べてみたら、HDに入ってない! もう古い機種だから?
でもカラリオだぜー? 急きょネットにマシンを繋いで、エプソン
のHPからドライバーをDLしてきた。無事プリンターは
使えるようになったけど、まだまだPCを使えるようにする
までには設定がめんどい。とてもじゃないけど家電じゃないよな。
買ってきてすぐ使えます、みたいなCMは大嘘つきすぎる。
オリンピックだと思ってあなどっていた>サッカー
やはり世界の舞台は違うなー。

世界のサッカーはめちゃくちゃすごい。目を奪われる。
いつもJリーグなどというせこいサッカー見慣れている
から。こういうサッカーは観ていてワクワクする。

ナイジェリアVSホンジュラスがすごかった。
前回優勝したナイジェリアと、オリンピックは初参加の
ホンジュラス。ホンジュラスって長い内戦で国の状態
はよくないのかと思っていたけど、サッカーチームを
オリンピックに派遣できるなんて、持ち直してきたのかな。

それにしても両方の選手の動きがすごい。日本では
観たことないようなプレイの連続。豊かな発想と、
並外れた運動能力によるサッカー。こういうサッカーを
観たかったんだー。

順当ならナイジェリアなんだけど、苦戦。後半10分の
時点で3−1でホンジュラスリード。でもまたナイジェリア、
やってくれた。あんなに簡単に点を取れるなんて。
最後は3−3の引き分け。逆転勝ちするかと思った。

これに比べて日本のサッカーってほんとに貧弱。残念
だーなー。プレイに幅がないし、選択肢も少ないから、
オプションなどという発想も今のところないみたい。
決められたプレイを運良く決められるかどうか。つまり
日本のサッカーって運頼みなのだ。

でも世界のサッカーは違う。運に頼らず、ボールを
繋いでゴールまで運ぶ技術とハートを持っている。
日本選手は技術もなければ負けないぞ!つー気迫もない。
勝てるわきゃない。

ブラジルVSスロバキアはブラジルの勝ち。でも決勝リーグ
に進むのはこの2チームだと思う。日本は苦しい。
日本が決勝リーグに進める可能性は5分もないと
私はみている。つーか、決勝に進めないと思っている。
オリンピックが近いので、色についていろいろ考えていた。

10年くらい前から気がついていたのだが、イタリアの
ナショナルチームは競技に関わらず青いユニフォームや
ジャージを着ている。バレーボールチーム、サッカー、体操、アルペンスキー、などなど。よくその国の
フラッグカラーをデザインすることあるけど、なんで
イタリアが青なんでしょ。フラッグカラーからすると、
イタリアは緑の方がしっくりくるよね〜。な〜んて
うだうだ考えつつ、調べもしてない。なんかあるんだよね、
青いジャージ。

それにしても、各国、ユニフォームやジャージのデザイン
は凝る。やっぱしフラッグカラーでデザインされている
のがわかりやすくて、見ていて気持ちがいい。だって
パッと見てどこの国が試合やっているかわかる。ワールドカップ
サッカーでのスウェーデンはいつもキレイで目をひかれる。
青と黄色は反対色で色が映える。

夏のオリンピックはやっぱ体操かな。この前のオリンピック
はドニミク・モセアヌが目当てだったけど、今回は
ホルキナに注目。キレイになったな〜、彼女。

さて、ドラクエ、ちょい進んだ。転職できるように
なった。まだまだ先は長いが。

小危機

2000年9月3日 オリンピック
最近見た、心暖まるニュース♪

シドニーのオリンピックのために、聖火ランナーが
リレーしているわけだが、やたらと火消しテロ(?)に
襲われているらしい♪ 聖火に水をかけられたり、
消火器で襲われたり、聖火を奪われそうになったり…。

とても感激した! 聖火って私にとってとてもムカつく存在。
なんか偶像っぽい。なんでもない火をみんなであがめ
ちゃって、さも大事そうに扱っちゃって。スポーツ、
好きだし、オリンピックも否定しないけど、聖火は
いただけないな〜。あれを消すことができたら、どんなに
爽快な気分になれることか! 世界に、私のほかにも
聖火を消そうとがんばっている人がたくさんいることを
知って、とても勇気付けられた。

ケイコにこのことを話したら、ケイコは聖火を守る
側になるとのこと(笑)。たけぞうが聖火を奪おうと
襲ってきたら、必死に聖火のたいまつを守って放さない
で頑張るんだって。「なにすんのよっ! あんたっ!」
って罵倒されそうだな♪

ほんとは夫婦だったら、2人で共同して聖火を守る、
とか、共同して火消しする、ってのがやりやすい夫婦
なんだろうけど、うちらは正反対だから…。大変。
いちいちぶつかる。まー、疲れるけど、楽しいっちゃ
楽しい♪ 人生、RPGより楽しいのよね〜…。

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