金沢の女性シェフが腕を振るう絶品ランチ「イル・ポンティエーレ」
金沢の女性シェフが腕を振るう絶品ランチ「イル・ポンティエーレ」
金沢の女性シェフが腕を振るう絶品ランチ「イル・ポンティエーレ」
旅行2日目のランチは金沢駅近くのイタリアン「イル・ポンティエーレ」へ。細い路地にひっそりと看板が出ている小さなお店で、クルマででかけた私たちは見つけるのに一苦労だった。お店のロゴがとってもおしゃれ。店構えを見ただけで、あ〜、このお店は美味しいぞ、と予感めいたものを感じた。

金沢のイタリアン「イル・ポンティエーレ」、フレンチの香りを添えて
http://pontiere.com/
石川県金沢市安江町13-6
TEL:076-255-2477
定休日:月曜日・月1回火曜日

予約を入れて訪れたのだが、この店のランチはもともと予約オンリーとのこと。テーブルが5つ、この店もランチは5組と決めているのかもしれない。昨日の「ルチアーノ」とは違って、接客係の女性が1人いて笑顔で出迎えてくれた。

まずは前菜盛り合わせ。これが素晴らしく美味! リーフのサラダ、キッシュ、カルパッチョ、白レバーのムースなどがワンプレートにボリュームたっぷりに盛られ、見た目も味もハイレベル。味付けもそれぞれしっかりキリッと明確で、料理人の腕の確かさが感じられる。

昨日、パスタランチだったので、今日はメインディッシュを魚とお肉のプレートにしてみた。妻が魚でスズキのグリエ、私がお肉でホロホロチョウのコンフィ。お皿が出てきて、妻が料理の大きさに驚きの声をあげる。美味しいものをたくさん食べられるというのは、とっても幸せなこと。美味しいと言われるお店でも、お上品にちょこんと料理が出てくると、私は興醒めしてしまう。そういう点でもこのお店がとても気に入った。

もちろん味のほうもとてもグー。スズキは皮をパリっと焼きあげてあり、ソースは白ワインで香り高く仕上げてある。ホロホロチョウのコンフィのブラウンのソースもよかった。魚とお肉の下には敷かれた付け合せの紅大根はとても柔らかく、ソースと素材の旨味が染みこんでこれまた美味しさを演出している。

デザートも文句なし。妻はブリュレ、私はチョコレートムース。それにティラミスとラムレーズンのジェラート。エスプレッソがたっぷり染み込んだティラミスがいちばん美味しかった。私はティラミスはこれくらいしゃぶしゃぶしたのが好きである。たぶん、妻と私とデザートの種類が違ったのは、私たち夫婦がシェアしながら食べていたので、デザートもいろいろ楽しめるようにとのお店のサービスだったのではと思う。シェフが女性だからだろうか、細やかな心遣いが感じられる居心地のよいお店だった。私のお気に入りベスト5に入れていいと思った。
映画もクルマも料理も、魚津のイタリアン「ルチアーノ」
映画もクルマも料理も、魚津のイタリアン「ルチアーノ」
映画もクルマも料理も、魚津のイタリアン「ルチアーノ」
旅行の楽しみはやっぱり食べること。富山、金沢を旅行するにあたり、ここは間違いないと思われる美味しいお店をセレクト、してみたつもり。初日のランチは魚津市のイタリアン「ルチアーノ」にしてみた。

イタリアの食卓 ルチアーノ
http://www.luciano.jp/index.html
富山県魚津市釈迦堂1-2-17
TEL:0765-22-7035

魚津駅からすぐの小さなお店「ルチアーノ」。訪れてみるとすでに「予約満席」の看板が。私たちは朝、予約を入れておいたのでセーフ。店内はギターやオーディオが置いてあり、プロジェクターで映画も流していた。ご主人がクルマが好きなようで、アルファロメオやランボルギーニのミニカーが飾ってある。内装はご主人の趣味の部屋、という感じ。

驚いたことに、お店は接客も調理もご主人1人で切り盛りしているらしい。店内にテーブルが3つあるのだが、どのテーブルにも食器がきれいに並べられている。ランチは1日に3組しか予約受付してないのかも。

ランチは、サラダ、スパゲティ、デザートのセット。サラダはリーフ系とニンジン、キュウリなどの薄切りにオリーブオイルと塩で味付けのシンプルなもの。野菜そのものが甘く旨みがあって、オリーブオイルもすごくなめらかな味。いい素材を使っているようで、サラダの時点でこの店アタリだ!と心のなかは笑顔になる。

メインのパスタは、妻がフグを使ったオイルソース、私が富山産真牡蠣を使った生クリームソース。スパゲティの茹で具合が私の好きなタイプ。スパゲティの芯に火が通るか通らないかで、もちもち感がいちばん楽しめる茹で具合。芯の固い部分が針の先ぐらい残っているというところから、少し茹で具合が進んだくらいのやつ。

ソースは両方とも美味しいが、私の好みはオイルソースのほうか。これはニンニクが効いていて、つまりはペペロンチーノにフグの身が加わった感じ。フグにはしっかり下味がつけられているようだ。牡蠣も火の通し加減は最低限で、生の柔らかさを残していた。この店のスパゲティは今まで食べたうちでも3本の指に入る、かな。記憶に残る味だ。デザートはチョコレーケーキと栗のジェラート、それにイチゴと柿が添えられていた。最後の最後まで美味しくて満足♪

店内のプロジェクターでは映画「ジュリエットからの手紙」が。美しいイタリアの田園地帯を借景としたロードムービー。ランチア・デルタも魅力的。いちばん目を引かれたのがアマンダ・サイフリッド。久しぶりに日本人以外の女性で本気でかわいいと思った女の子。ご主人の趣味も含めて全部イタリアンの美味しいお店。遠出してでも訪れる価値あり。
新潟探索 「天ぷら はせ川」
新潟探索 「天ぷら はせ川」
いろんな料理があるなかで、天ぷらがいちばん素材の美味しさを閉じ込め、引き立てる食べ方だと思っている。自分ちで揚げながら食べる天ぷらがいちばんなのだが、美味しい天ぷら屋は見つけておきたい。ネットで探したところ、このお店が気になった。まずはランチで偵察してみた。

ランチは11時半から。私が一番乗りで、お店のご主人はまだ店の準備中という感じだった。カウンターだけのこざっぱりとした店内は、静かで居心地が良い。ランチの天丼を頼むと、ご主人は特に急ぐふうでもなく、落ちついた所作で小麦粉を溶き、ネタを準備し始める。目の前でレンコン、ナス、たらの芽などの野菜を切ったり下ごしらえしたり、テキパキという動きとは違うのだが、着実なプロらしい動きが見ていて楽しい。

天ぷらなので、揚げ始めると早い。目の前で揚げられた天ぷらが、すぐに天丼となって出てくる。お膳にはいっしょに味噌汁、香の物が並ぶ。イカ、エビ、ナス、レンコン、たらの芽、ほかにはっきり分からないが春の野菜が2点ほど。タレは甘さが控えめで香ばしさがあり、とても美味しい。衣の付け方や揚げ方も私の好み。廉価なランチだからかネタはとびきりというわけではなさそうだったが、これで1000円しないのは満足感が高い。そういえば今年の年始につな八の新宿本店で天ぷらを食べたが、ぜんぜん美味しくなかった。こっちのお店のほうがいい仕事している♫ いずれ夜の食事でも来てみたいと思った。
美味い蕎麦、地水庵
久しぶりに盛岡の実家を訪れることになったので、途中でお気に入りの地水庵で蕎麦を食べたいと思った。去年の大震災のあと、しばらく営業を休んでいたり、不定期営業だったようだが、今はだいたい通常通りの模様。だが、1日に打つ蕎麦の量は前よりも少ないのかもしれない。盛岡への往路、金曜日の昼、午後1時頃に行くと、すでに売り切れだった。なかなか平泉にも来られないから、この機会に必ずあの美味しい蕎麦を食おうと、予約の電話を入れてみると、予約は受け付けてないとのこと。それで今日は食いっぱぐれないように早めに店の前で待つことにした。

午前11時半頃、ひっそりと開店。店の前の駐車場で時間待ちしていたのだが、気がつくと開店の看板が掲げられていた。私たちが一番乗り♫ 広い玄関に入ると、ふわっと香り高い空気に包まれる。美味しい蕎麦の条件だ。古民家を改装したインテリアも私にとっては心地よい。蕎麦がきと古代蕎麦を頼んだ。

最初に蕎麦がきが出された。大ぶりのお椀に熱々の蕎麦がき、とても美味しい♫ ちょっとほかでは食べられない味だ。ここに来たら必ず食べるのが古代蕎麦。この蕎麦はほんとうにつゆをつけないで食べるのが美味しい。一皿、バクバク食べたくなるのをじっとこらえて、じっくり味わう。以前食べた天ぷらも美味しかったのだが、残念ながら天ぷらはメニューから外されていた。蕎麦を食べ終えた時点ではもうちょっと食べたいかな、という感じだったが、蕎麦湯をいただいてお腹も満足。蕎麦湯には蕎麦粉を溶いたどろっとしたもの。個人的にはさらっとした蕎麦湯が好きなのだが、蕎麦湯を食べ終わったところでちょうど満腹になるというのも、料理人の腕のなせるわざなのかなと思い、満足感に浸る。

美味しい蕎麦はいろいろあるが、今のところ、いちばんのお気に入りはやっぱり地水庵の蕎麦。次は何年後に来られるか。そこがまた乙なのかもしれない。

入船うどん初訪問
入船うどん初訪問
入船うどん初訪問
新潟ジャズストリートの会場の一つである入船うどんは、新潟の街中からちょっと離れたへんぴなところにあるうどん屋さん。この先は地の果て、みたいな殺伐とした風景が広がるところで、友人はこのビジュアルがアキ・カウリスマキっぽいと言う。確かに♫

外見はまったくうどん屋ではなく、ちょっと大きな個人宅というところ。店の前にヨットが格納されている。ご主人がヨットをやるらしく、ホームページには乗組員募集とあった。あとオーディオマニアとのこと。話を聞くだけで、この店は間違いない!と決めつけている私がいた(笑)。

入船うどんHP
http://www.irifuneudon.com/

お店は付け足し付け足ししたような感じで統一感がないが、そのせいでなんとなく親近感が湧いて寛げる雰囲気を醸し出している。さいこーな感じ。友だちの家に遊びに来たみたい。接客もそんな感じ(爆)。セルフサービスが基本で、コーヒーやらお茶やら勝手に飲んでくださいと、インスタントがお盆に並んでいる。最高のおもてなしである♫

席はソファーの席があったり、大きなテーブル席があったり、巨大なコタツ席があったり、楽しいインテリア。マンガ本が本棚にずらっと並んでいるところも、私の琴線に触れる♫ 自慢のオーディオセットでは、自分でソフトを持ってくれば聴いてもいいよ、とのこと。大きなスクリーンもあるから、映画鑑賞会やりましょう!とか言ったらほんとうにやってくれそうな感じのご主人なのだ。ここなら何時間でもいられる、いや泊まりで合宿できるなぁ。

イベント好きらしく、ステージのスペースがあり、PAも小さいながら完備。ステージの後ろは楽屋になっているらしい! このうどん屋、キャパが大きすぎる(笑)。ここを教えてくれた友だちは若いころ、かなり入り浸ったらしい。こういうお店が街にあると、豊かな環境って言えるよね。うちの近くにあればよかったなぁ♫

で、うどん。私はじゃこ天うどんを食べた。温かいうどんはそれほどでもなかったけど、サービスですと付けてくれた冷たいうどんが絶品! 次はこの冷たいうどんを食べることに決定。丸一日、スケジュールを空けて遊びに来なくては♫ オーディオも凄いんだけど、突っ込みどころが多すぎるから、書くのがめんどい(笑)。いずれ♫

西蒲区のmy favorite cafe:Bike’s cafe
西蒲区のmy favorite cafe:Bike’s cafe
ガッツリ漕いだので、カロリー補給に選んだのがバイクスカフェ。うちのカミさんの超お気に入り。店のご主人のブログを毎日欠かさずチェックしている。自転車が好きで車が好きな人なら気に入ることまちがいなしと思われる。都会的なセンスにあふれていて、なおかつ西蒲区の風景にも溶けこんでいる素敵なカフェだ。

バイクスカフェ
http://www.bikescafe.jp/

メニューに牡蠣のカレーがあったので、大盛りで注文してみた。ほんとに大盛りだったので感激♫ スピニングの後にピッタリな感じ。お上品で量の少ない、いわゆるカフェめしとは違うところが好感持てる。妻はジェノベーゼソースのスパゲティ。スープとサラダとデザート、コーヒーが付く。ランチセットでカレーにもパスタにもサラダが付くのだが、それぞれ違うドレッシングというのが心憎い。私のカレーにはブラウン系の、妻のパスタにはシンプルなビネガー系のドレッシングがかかっていた。なるほど〜♫

味にも量にも大満足のランチだった。牡蠣がもう少し、レアだといいなぁと思った。思い出すのは大学時代に通った埼大正門前のBe-PLANT。あそこのオイスターカレーは半熟っぽいツルッとした牡蠣がとても美味しかった。当時、あまりにも身近な存在であまり気にも留めなかったが、ビープラの味は侮れない。いまだにあれ以上のオイスターカレーは出会ってない。


念願のmarilouでベジごはん♫
念願のmarilouでベジごはん♫
夏まで住んでいたいすみ市の家の近くには、ブラウンズフィールドのライステラスカフェや茂原のシンパカフェと、マクロビオティック系のお気に入りのお店があった。新潟に来て、これはと思うお店がマリールゥだった。偶然、妻も目をつけていたというので何度かいっしょに出かけたのだが、ランチが終わっていたり、慰安旅行で休みだったりして、なかなかありつくことができなかった。今日はちょっとフライング気味でランチ一番乗り♫

週替わりのベジごはんを食べる。
*大根の酒粕煮
*かぼちゃのサラダ
*レンコンのきんぴら
*長ネギとキャベツの炒め物
*青菜のひじき和え
これらのお惣菜に玄米ご飯と味噌汁はおかわり自由。マクロビオティックというとやさしい味で、ちょっと曖昧に感じることもあったりするが、今日のおかずはしっかり味がついていて、どれも満足した。んで、いちばん美味しいと思ったのがごま塩かけた玄米ご飯。もちろんおかわりをした♫

デザートはクレマカタラーナとバナナとクルミのケーキの2品。クレマカタラーナはライスミルクを使用したもの。卵の代わりに何か、と説明してくれたと思うが、忘れた。デザートはでも、この前ランチ食べ損なったときに分けてくれたバナナのケーキのほうが好きだな。驚きの美味しさだった。

素敵なフレンチ定食屋さん「食堂PaPas」
素敵なフレンチ定食屋さん「食堂PaPas」
素敵なフレンチ定食屋さん「食堂PaPas」
昨日は妻と外でランチ。関屋駅に近い弥生町にある「食堂PaPas」というお店を訪れた。ここはきっと私たちの好みのお店に違いない、と前から目をつけていたとこ。R116沿い、ウオロクの近く、目立つオレンジ色の可愛らしい佇まいの店構えだ。カウンター7席のほんとに小さなお店で、ちょっと強面のシェフ一人でやっている。愛想があまりよくないご主人だなぁという第一印象だったが、店内はピカピカだし、店内のインテリアのセンスもいい感じ。

私はチキンの辛子クリームソースを、妻は寒鰤の照り焼きを頼んだ。辛子クリームソースがとっても美味。寒鰤はカリッとポワレされていて、脂っこくないと妻も大喜び。付け合せの小鉢が美味しかったので、妻がシェフになんですか?と聴くと、「おかひじき」と教えてくれた。値段が850円の定食だから素材はそこそこのものかもしれないが、料理はプロらしい手間を惜しまない真面目さが感じられ、それが味にも表れている。シェフは風貌からしてそうだが、職人気質の方とみた。

元はフレンチ料理をやっていたシェフかもしれない。料理の見た目は定食だが、ソースのこだわり、魚や肉の焼き方などベースがフレンチっぽい。こんなお店が家の近くにあると、通っちゃいそうだ。メニューは週替わりなので、週に一度は行くべき?(笑) 次は定番メニューのハヤシライスを食べてみたいと、妻と意見が一致した。
結婚記念日のディナーはLanteme Rougeで
結婚記念日のディナーはLanteme Rougeで
結婚記念日のディナーはLanteme Rougeで
新潟に来て初めての結婚記念日。となれば、どこか美味しくて雰囲気の良いお店のディナーを予約しなくては。うちの相方は思いっきりカッコつけたスカしたお店が好き。実は私はスカしたところは好きくない。たとえば世田谷・奥沢のLa butte boisée(ラ・ビュット・ボワゼ)や横浜・都筑区のむくの実亭のディナーならば、妻も私も納得できると思う。ああいう個性的なお店が新潟にもあるといいのだが、まだ見つけていない。で、今回のお店は新潟駅から全日空ホテルに向かう途中にあるランタンルージュにした。ガレットが食べられるというので、蕎麦好きの私が目をつけていたお店だ。

欧風食堂 Lanteme Rouge
http://www.lanteme-rouge.jp/

料理はメインをブイヤベースにして、前菜を生タコのマリネ、ガレット、サラダなどを頼んだ。カクテルグラスに盛りつけられた生タコのマリネがとても美味しい。ガレットはカリカリに焼いたもの。私はもうちょっとしっとり系が好きだけど、ピザみたいで悪くない。もうちょっとガレットの生地の面積が広いといいなぁ。上に乗っているアボガドやサラダにガレット自体が隠れちゃっているのが、ちょっともったいない。

ブイヤベースには案の定、ルイユはなし。その代わりというか、いっしょに頼んだガーリックトーストにニンニクをオイルで煮詰めたというペーストが乗っていて、これがとても美味しくてブイヤベースにピッタリ♫ アサリやムール貝がたくさん入ったオシャレなブイヤベースだった。最後には結婚記念のデザートプレートを出してもらって、記念写真を撮ってもらって、とても楽しいディナー♫ ビストロなのでかなりくだけたカジュアルな感じだけど、味はいいし、盛り付けもキレイ。相方も大喜びしてくれて、私も満足。よかったよかった♫

ブイヤベースにはルイユは必須と思っている私は、自分で作るときは必ずルイユを用意する。でも日本のレストランでブイヤベースにきちんとルイユを添えてくれるところは、そういえば記憶がない。簡単に作れるもんだし、ブイヤベースを出すお店ではやってくれないかなぁ。

絶品ピザ!

2011年9月19日 食べ歩き
絶品ピザ!
絶品ピザ!
絶品ピザ!
今日のランチはカジュアルでガッツリ食べられるのがいい!と探してみると、豊栄のノラクチーナの姉妹店「クチーナ・デル・オテント」が新津駅前にあるのを見つけた。ここなら間違いないでしょ、とランチはパスタ&ピザに決定。

Cucina del Otento
http://www.cucina-otento.com/

ノラクチーナ系は地元の新鮮な野菜を使い、素材の味を大事にする料理がウリ。そのこだわりのとおり、前菜のサラダが美味しい。サラダに添えられたパプリカのムースがまた美味しい。あと、ここに来たらやっぱり野菜のジュース。私はトマトジュースを、妻はニンジンジュースを頼んだ。トマトジュースは酸味の刺激が少なくまろやか。ニンジンジュースはさらさらとした野菜繊維の舌触りが心地よい、フルーツジュースのような爽やかな甘さがいい感じ。

いちばん気に入ったのが、ピザ。マルゲリータはシンプルなだけにトマトとバジルの味と香りが際立ち、ちょっとほかにはないような素晴らしい味。薄くサクサクした生地も私の好み。ピザというと二子玉川の高島屋の裏あたりのイタリアンレストランで食べた、薄いクレープのような生地にサラダを乗せたような瑞々しいピザが私の心のなかのナンバーワンなのだが、今日のピザはあれに匹敵するなと思いながらバクバクと完食。これはみんなに教えたいピザだなぁ。

1997年5月、初めての海外出張でロサンゼルスを訪れる。E3というイベントの取材だ。日本だと東京ゲームショウに相当するエンタテインメント系のイベントだが、規模や演出の凝らし方がまったく桁違い。日本からもゲーム業界関係者はこぞって参加していたモンスター級イベント。役目は終わったと一時期、開催しないというニュースも流れたが、まだやっているのかしらん。

海外出張だし、ここぞとばかりいいもん食った。そのひとつがビバリーヒルズにあるレストラン・ローリーズの「The Prime Rib」。分厚いリブステーキと、パサディナのローズパレードでクイーンに選ばれた女性が毎年このレストランに招待されるということで有名。広いエントランスにはそのローズクイーンの写真が飾ってあった。

E3ウィークとあって、店内はゲームエンタテインメントの有名人ばかり。私たちのグループのすぐ近くには飯野賢治が見えたし、向こうには鄭問(チェンウェン)が来ているで、と同僚が教えてくれた。あ〜、台湾の言葉が話せたらな〜、とか単なるミーハーと化する私。

で、主役のお肉。個人的には分厚いステーキと聞いて、ちょっと苦手かも、と思っていた。でもそんな心配は無用だった。レアで頼んだリブステーキは、切り口がきれいなピンク色。そしてサクっとなんの抵抗もなく切れる柔らかさ。あ、これはとっても健康なお肉なんだな〜と思った。私は日本の肉の脂肪脂肪したのが好きではなかったが、ローリーズのステーキは脂っぽくなくわりと淡白な味で、いくらでも食べられると感じた。最初は巨大に見えた肉の塊も、あっという間に平らげてしまった。ただ、付け合せのマッシュポテトのボリュームは凄まじく、全部食べたかどうか定かでない。周りの人たちもだいたいは残していたように覚えている。とにかく、私の記憶の中で一番忘れられないお肉はこのローリーズのリブステーキなのだ。

当時の写真はなかったが、このお店を訪れた旅行記を書いているサイトを発見。そこの管理人さんの許可を得たので、リンクを貼っておく。1999年の旅行とのこと。壁画、ウェイトレスのお姉さんの制服、お肉を乗せてやってくるカートなど、そうそう!と思い出させてくれた。

Kazuさんの「cafe gallery FAVORITES」
http://www2s.biglobe.ne.jp/~FAVORITE/index02_travel.htm


ビストロ・DE・またのり
ビストロ・DE・またのり
ビストロ・DE・またのり
新潟駅のすぐ近くで面接の約束。ちょっと余裕をもって出かけて外でランチをすることに。けやき通りからちょっと入った「ビストロ・DE・またのり」に行ってみた。ここらへん、新潟駅から近いのに静か。お店の佇まいも控えめで、知らないと通り過ぎてしまうような感じ。そういうロケーションにあるお店は、だいたい期待できる。

今日は週替わりのメニューのパエリアを食べる。前菜、メイン、デザート、ドリンク、というランチ。パエリア、なかなかぐー。魚介の香りとお肉の味のバランスがちょうどいい。熱々で、食べているうちに汗が出てきた。本を読みながらゆっくりと食べて、デザートはフロマージュ・ブランのプリン。気に入ったので、次は看板メニューでもあるオムライスを食べてみよう♫

美味しい野菜、K.STYLEのランチ
美味しい野菜、K.STYLEのランチ
美味しい野菜、K.STYLEのランチ
ランチはキッツェミサという西蒲区にあるハーブ園がターゲット。予約しようと電話してみたら、店舗を改装中で9月15日までカフェは休みとのこと。自家製ハーブを使った料理が楽しみ。またいずれ。

ハーブ・キッツェミサ
http://www.kitzemisa.biz-web.jp/

地元の西蒲区ではなく燕市になるが、いつも満席で予約しないと入れないK.STYLEにターゲットを変更。妻が電話して予約してくれた。自家製のこだわり野菜を使ったリーズナブルなフレンチを食べられると人気らしい。お店の入口には野菜の直売コーナーあり。以前はこの入口で満席と断られ、美味しそうな野菜を横目に指を加えて引き返したことも。

ランチセットはいろいろ自分で組み合わせるプリフィクスなメニュー。私は前菜に紋甲イカのサラダを、メインに牛タンと牛バラ肉の煮込みを選んだ。スープは野菜たくさんのミネストローネ。メインのお皿が綺麗。ブラウンとグリーンの2色のソースで肉と野菜を美しく飾っている。付け合せの野菜はオクラ、ブロッコリー、小松菜、ゴーヤなど。妻は真鯛のポワレ。盛り付けがとてもアーティスティック。

店構えや内装などの雰囲気は家庭的で、近所の定食屋?という感じ。シェフや給仕のおばさん方の裝いも(笑)。でも出てきた料理はなかなか洗練されたフレンチでちょっとそのギャップが驚きで楽しい。野菜も美味しいうえに、肉や魚のメインもとても美味しい。材料選びにはかなり気を配っているのでは。料理のボリュームも十分で満足する。たしかにこの内容だったら、いつも満席というのもうなづける。再訪確定♫

古町のカフェ、旅の途中
古町のカフェ、旅の途中
古町のカフェ、旅の途中
お気に入りの古町を人と会う約束で訪れる。古町に着いてとりあえず旅の途中のカフェ・バルのランチメニューをチェック。するとエゾ鹿のテリーヌ、クスクスサラダとか黒板に書いてあって、後ろ髪を引かれながら約束の別のお店へ。

ランチミーティングかと思っていたら、運よくコーヒーだけで済んだ。そこでミーティングが終了してから妻といっしょに旅の途中のカフェ・バルに戻って、大きなドアを開ける。ここは店の佇まい、内装の雰囲気、サービスのトーン、何もかもがぐー。当然、料理も美味しいし。そして先日のビストロNAOMIのような東京にありそうなタイプじゃない。都会的なセンスを持ちつつも、この新潟だから生まれたようなカフェ。名前もそんな感じだし。

そしていつものタパスランチ。前回来たときはタパスに魚料理がなくてちょっと残念だったが、今日はエビの香草パン粉焼きとオイルサーディンが入る。期待のクスクスサラダは、葉っぱの上にクスクスがちょびっと乗っているだけで、それはちょっと拍子抜け。定番の自家製ピクルスは美味しいし、レバーペーストを乗せたクロスティーニもよかった。

最後にティーエスプレッソ。エスプレッソマシンで紅茶を抽出したもの? 見た目も風味もとてもよかった。ここのランチにつくドリンクはいつもちょっと趣向を凝らした変わったものが用意されていて、それも楽しみのひとつ。


ビストロNAOMIのランチ
ビストロNAOMIのランチ
ビストロNAOMIのランチ
燕三条あたりでランチということになり、吉田駅すぐ近くのグーラッフ(Goulaffe)というお店が気になり、行ってみる。が、閉まってた。定休日は月曜というのがネット情報だったが。閉店ということになってなければいいが。かなり惹かれるものがあった。

で、しょうがないから同じ吉田駅前のビストロNAOMIに行く。なーんか、東京のお店っぽい。そこがあんまし惹かれない。料理は美味しいし、お店の感じもいいし、文句ないのだが、これといって感激がないのが残念。しっかりいい仕事しているな〜、とは思う。でも個人的には積極的に選びたいとは思わない。なんでだろう?



一週間に2時間しか営業しないパン屋さん
一週間に2時間しか営業しないパン屋さん
学校町、新潟中央高校の正門のすぐ近くにある「天然酵母ぱんの店&ぱん教室 キッチン工房 粉粉(ここ)」は一週間のうち土曜日の午後1時から3時までしか開いていない。といわれるとぜひ行ってパンをゲットしてみたくなる。

「粉粉」と書いて「ここ」と読む
http://bbs2.as.wakwak.ne.jp/58170/home/index.html

パンの販売よりも教室メインということらしい。私が訪れた時も、数台分の駐車場スペースはクルマで満杯、何か集まりがあったようだ。先日の「淳」よりはお店っぽいが、やはりどこかのお宅にお邪魔した雰囲気。ドアを開けてすぐにパンが並べられているカウンターで、その奥は広めの家庭的なキッチンといったところ。今日は食パン、田舎パン、クルミパン、ブルーベリーベーグルを買ってみる。カンパーニュが売り切れ。田舎パンとカンパーニュとどこが違うのか興味のあるところ。

天然酵母・国産小麦のパンの店 淳
天然酵母・国産小麦のパンの店 淳
パンにそれほど興味のなかった私も房総で、パン・ド・ナル、78、タルマーリー、などすんばらしいお店の美味しいパンと出会い、ちょっと開眼。新潟にも美味しいパンがあるはず、と探しているところ。カーブドッチのパンデパンは文句なく美味しい。が、高い!と思ってしまう。房総のパンは美味しくてリーズナブルだったもんな……。

別に天然酵母じゃなくていいし、凝ったものじゃなくていい。単に美味しいパンが食べたいだけ。で、まずはこのお店。火曜日と木曜日しか営業してないらしい。学校町裏通り、裁判所の近くに小さなお店があった。昔風の玄関にパンを並べているという感じで、お客さんが2人も入れば満員という可愛いお店。パンも全部で10種類もない。今回は味見ということで、クルミ胚芽パン、ぶどうパンなど4種類ほど買ってみた。

とても独特なよい香りがする。酵母の香りだろうか。それも和風な感じ。もしかしたら好みが分かれるところかも。パンはやわらかいけどもっちり詰まっている。家族には評判よかった。私はもっと歯切れがいいパンを求めているのだが。
旅の途中のカフェ*バル
旅の途中のカフェ*バル
旅の途中のカフェ*バル
お気に入りの商店街、古町にある、とってもお気に入りのカフェ「旅の途中のカフェ*バル」。万代あたりに用事があったとき、どこでメシを食うかと思ってチラっと検索して引っかかったお店。名前だけでも入りたくなる。エントランス、内装の雰囲気もよく、料理もとても美味しいお店。天井が高く、空間の使い方も良い意味でムダがあり余裕のある家具や内装の配置。洋服屋といっしょになっているところや心地良い店内の雰囲気など、ZUCCaがプロデュースした南青山の「Dragonfly Cafe」を連想した。

旅の途中のカフェ*バル
http://ameblo.jp/tabi-cafe-bar/

ここのタパスランチが素晴らしい。タパスって小皿料理のことなそうだ。手のこんだおつまみ系の料理が6、7点、ワンプレートに盛りつけられて出てくる。今日はレバーペーストのクロスティーニとピクルスが美味しかった。じゃがいものローストは、3切れがそれぞれ違う種類のいもを使っていて、味のバリエーションを楽しめた。これは気が効いていた。今まで私の中の最強ランチは初台オペラシティにあったDolce Vitaのピアットウニコだったが、ここのタパスランチもあれに匹敵する。女性向けで量が少ないということだけ、ドルチェビータのランチに負けているかな。

鶴見で宝探し
鶴見で宝探し
鶴見で宝探し
どの土地、街にも家庭的で小さい店舗ながら美味しい料理を出すお店がある。たまに遊びに行く場所ではそんなお店を探して食べ歩くのが楽しい。インターネットのない時代はいきなり見ず知らずの街で小さな名店を探すのは難しかった。いまはバイラルメディアであるネットを使えば可能。とはいえ膨大な情報の中からそれを見つけ出すのは難しく、宝探しの気分である。

今回は鶴見周辺で宝探しを実施。いちばん惹かれたのが「Little Kitchen Maro(リトルキッチン・マロ)」。佃野商店街を抜けた狭い旧道沿いでロケーションもばっちり。が、今回はお店が閉まっていた。

そこで第二候補の「Couscous(クスクス)」へ。鶴見駅西口、歩いて2分ほどのちょっとゴミゴミした場所。いっしょに訪れた地元の友人も、こんなところにこんなお店が?と意外そうだった。

ドアを開けると、食欲をそそる香ばしいニンニクの香りが。その瞬間、あ、今日はペペロンチーノにしよう、と思ったほど。ランチメニューを見ると十数種類のパスタが載っていてどれも美味しそうだが、やはりいちばん上のペペロンチーノを選んだ。同行の友人2人も同じくペペロンチーノ。やっぱりね、という感じ(笑)。

お店のある一角はご多分にもれずシャッター街といった感じだが、クスクスはスタッフもお客さんも年齢層が若く、外からはあまりわからなかったが店内には熱気があった。ランチはまずサラダとブルスケッタのお皿が出て、メインのパスタ、食後のドリンク付き。熱々のペペロンチーノは期待どおりとても美味しかった。思わずがっついて、写真撮るのを忘れたくらい(笑)。宝探しはいつも成功するとは限らないが、小さいけれどキラッと輝くいいお店との出会いだった。

合同誕生会(その2)
合同誕生会(その2)
合同誕生会(その2)
3月だけの特別メニュー「Toyano 6th Anniversary」はいい企画♪ パスタ8種類、魚・肉料理8種類の中からどれでも好きな組み合わせで2種類を選べるというもの。どの料理も美味しそうで目移りする。私はパスタと魚料理を選ぶことにした。「本日の貝類と菜の花のアーリオオーリオ・ボッタルガ風味のスパゲティ」と「本日の魚のポワレと本日の貝類のアクアパッツァ風」。

スパゲティはカラスミ風味があまりよくわからなかったが、貝と菜の花の組み合わせが絶妙。潮の香りと菜の花の苦味がよく合う。アクアパッツァも美味しい。今日の料理でいちばん気に入ったのが魚のポワレ。皮をパリパリに焼いて身はふわっと仕上げてあった。本日の貝と本日の魚が何かを聞き逃したが、たぶん、ホンビノス貝と真鯛じゃないかと思う。

5人でそれぞれ好きな2品を選んだので、頼んだ料理はさまざま。広いテーブルにお皿を並べてシェアして楽しんだ。妻が頼んだ鴨のソテーオレンジ風味のバルサミコソースも美味しかった。パンもバスケットに次から次へとサーブしてくれて、めいっぱい食べて満足。最後のジェラートとコーヒーまでしっかり美味しい。

帰り際、妻が「気になるから」と言って持ち帰りできるラムレーズンのジェラートを1カップ買ってきた。このラムレーズンがまた絶品。ラム酒に漬け込んだレーズンが美味しい。雫石の「松ぼっくり」のラムレーズンを思い出した。松ぼっくりのほうがコクがあって、カーブドッチはサッパリ系だが、悪くない。やっぱりカーブドッチは間違いないなぁ。

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