初めてのレコード
今日の一曲
絲綢之路/喜多郎
私が初めて自分で買ったレコード。初めてのレコードに針を落とした瞬間、忘れられない瞬間。でもこんな初体験できたのは、もう40歳以上の人間に限られる? 高橋幸宏が、音楽を聴いたり演ったりすることは素敵なことだった、と20年以上も前にすでに過去形で語っていたが、いま、音楽はさらにありふれた存在に。それはそれでいいことだけど。

そういえば、美しいジャケットのことを思い出した。長岡秀星の作品。額に入れて飾っておきたいレコードジャケットのうちの一枚。今のCDジャケットでは味気ないね。
想像を超えていた
今日の一曲
Fizheuer Zieheuer/Ricardo Villalobos
去年からずーっと欲しかったアルバムを入手。ここ1年、どこの店でも入荷予定なし、だったのが、先月、なにげに検索してみたら、在庫あり。再プレスしたらしい。最高。感激。天国。今までこんなのなかった。すごく表情豊か。熱い。心がどんどん高揚していく。とまー、大満足。ジャケットが素晴らしい。私の中ではDESTRUCTIONの「Release from Agony」のジャケットと双璧。

出会い

2008年8月28日 今日の一曲
出会い
今日の一曲
In The Neighborhood/Tom Waits
トム・ウェイツとの出会いはこの曲のプロモーションビデオ。ピーター・バラカン絶賛。私も即、白旗。素晴らしい……。私の中にいろんなものが入ってきて、いろんなものがどんどんまた飛び出していく。そんな感じ。いま、こんな昔のPVがだいたいYou Tubeで見ることができる。仕事に余裕あるときは、職場のPCでYou Tube検索。自分のルーツ探し(笑)。
イーミュレーター
今日の一曲
友達/吉田美奈子
1990年発表のアルバム「gazer」から。プロフェット5の音といえばYMO、PPG Waveはトーマス・ドルビー、フェアライトはアート・オブ・ノイズ、というようにシンセサイザーの名前から連想するアーティストやアルバムがあるが、イーミュレーターをもっともカッコよく刺激的に使っているのが吉田美奈子のこのアルバム。だと私は思っている。吉田美奈子は歌姫というより、プロデューサー、エンジニア、という印象で私はとらえている。
今日の一曲
Feel the vibe/Africa Bambaata
ずーっと前から聴きたいと思っていたアフリカ・バンバータ。ここ数日、この曲をリピートで聴いている。「プラネット・ロック」よりもこの曲が気持ちいい。個人的にはテクノとの関わりが関心あるところだけど、世間的にはヒップホップの創始者、なんでしょうか。

DIVA

2008年8月25日 今日の一曲
DIVA
今日の一曲
怒涛の恋愛/戸川純
「あの人の声を
聞くだけで
失神しそうな、怒濤の恋愛」
私のDIVAは、ケイト・ブッシュ、サンディ、エルフィ・スカエシ、ビョークなんだけど、戸川純もそうなんじゃないかと、今、ふと思った。
人間は孤独、なんだけど
今日の一曲
宇宙人/VIBRASTONE
家族兄弟でも、自分の相方でも、すべてを理解しあえるわけじゃない。それが人間。理解できなくても受け入れることができる、というのが人間の美しさなわけだけど、それでもこの宇宙に1人だけでいいから、自分のすべてを解かってくれる人が欲しい。日本人がみんな、ビブラストーンの歌を聴いていたら、日本ももうちっと暮らしやすい国になるんじゃないか、と昔から思っている。
今日の一曲
BUNGA DAHLIA/SU’UDIAH
スネークマンショー「死ぬのは嫌だ、恐い。戦争反対!」に収録。いまだに得体の知れない、よくわからん曲。歌っている人とかなんでこの曲がスネークマンショーに? でも、私はこの曲にイカれてしまって、ずーっと忘れられない一曲になった。ダンドゥットは人間の体に合っているのでは? 自然に体が動いてしまう音楽。この曲はなにげに多くの人に支持されていたと思う。1982年の渋谷陽一の年末恒例ベスト10で、5位に入っていた記憶がある。YMOの曲という紹介だった。ボーカルがス・ウディアさんという人らしい。

Rockit

2008年8月21日 今日の一曲
Rockit
今日の一曲
Rockit/Herbie Hancock
私の中ではヒップホップのオリジン。グランドマスターDSTのスクラッチとハービーの踊るようなクラビ。1984年、この曲をなじみの喫茶店で初めて聴いた瞬間を、今でも覚えている。前から友だちからこの曲は凄い、と言われていて、その友だちと喫茶店でウダウダしているときに、たまたま有線でかかって、友だちが「これこれ」と言ったっけ。後頭部をぶん殴られて、鼻血つーん、って感じ。ビル・ラズウェルに拍手、感謝。

天使

2008年8月13日 今日の一曲
今日の一曲
TENSHI/GOURYELLA
Last fmで適当に聴いていたら、この曲を見つけた。スピニングにぴったり。よくテクノとハウスの違い、という話題を見かける。テクノは「Free Mind」だって。うーん、確かに納得。ハウスは? 「Common Sense」かなー。それじゃ硬すぎるか。私はテクノキッズだと思っていたけど、最近、テクノファンが御高くとまっている風が好きくなく、自分はハウス派ということにしている。

Olympic

2008年8月10日 今日の一曲
今日の一曲
Olympic/808 State
オリンピックなので、まだ誰もいない朝のオフィスで大音量でかけてみた。営業フロアの人間が数人、顔を出してきた。「このノリのいい音楽はなんすか?」。808 Stateのことは知らないみたい。20年前、一世を風靡したんだけどね〜。うちらテクノキッズにとっては、こういうの待ってたんだよー、という感じで当時は飛びついたもんだ。ネーミングがいいし。
今日の一曲
Pちゃん/渋さ知らズ
ずっと大好きだった渋さ。でもライブは観たことがなかった。同僚に誘われて、木更津の2DAYSに行くことになったー! やったー!
♪あなたに女の子のいちばん、大切な〜、ものをあげるわ〜♪
Pちゃん、楽しみ。

8月6日

2008年8月6日 今日の一曲
今日の一曲
One Wish/Hiroshima
高校生のころ、聴いていたHiroshima。友だちに紹介したところ、「メッセージ性があるなんて純粋な音楽じゃないんじゃないか」と言われて、たしかにそのとおり。私も一時期そう考えていた。でも、自分が感じて気に入った音楽なら、拒否することもない、とだんだん思うようになった。音楽は理屈抜きで楽しかったり気持ちよかったりすればいい。メッセージ性については歌い手側の問題だし、聴く側はこだわらなくていいと思う。
意外な組み合わせ
今日の一曲
Etude/Mike Oldfield
マイク・オールドフィールドによる、タレガ「アルハンブラ宮殿の思い出」のカバー。高校生のころ、音楽を聴きながら小説やマンガを読むのが好きだった。たまーに音楽と本の内容が、ピッタリ合う組み合わせがあったりして。で、この曲は安倍公房の「第四間氷期」にピッタリ! 映画「キリング・フィールド」のラストより安倍公房に合うのだ(笑)。ちなみに「カムイ伝」にはYMOの「The End Of Asia」がピッタリ。あはは。
Discover Africa
今日の一曲
Yeke Yeke/Mory Kante
80年代、欧米のアーティストやプロデューサーは地球上の最後の音楽未開の土地、アフリカに進出。ユッスー・ンドゥール、フェラ・クティ、パパ・ウェンバ、サリフ・ケイタ、キング・サニー・アデ……。大スターが続々と現れた。モリ・カンテは大スターとまでは言えないかもしれないけど、この曲は素晴らしい。いずれにしろ、ポップスなんだけどね。音楽は楽しければいいじゃん。
止まった進化
今日の一曲
United Front/Arrested Development
会社の同僚(ローリン・ヒル好き)と話しをしていたら、アレステッドの話題になって、なんとその同僚は去年の暮れ、アレステッドのライブに行ったとのこと。いっしょに行った友だち全員がスピーチからサインをもらった、だって。アレステッドが復活していたことすら知らなかった私はびっくり。その同僚と私はかなり年齢が離れているが、それでも同じ音楽で話しが盛り上がるというのは、ちょっとした驚き。
ダンドゥット
今日の一曲
Memories/Campur DKI
チャンプルーDKIの「Dangdut Or Not?」。アルバムタイトルまんま、ダンドゥットなのだが、ロマ・イラマのようなメッセージ性の強いものじゃなくて、ポップ。聴いていて楽しくて心地良い。ロマ・イラマのダンドゥットはカッコ良くて心を打たれる。でも楽しいだけでもいいじゃん、音楽、音を楽しむものだから。ロマ・イラマとエルフィ・スカエシとの決別は、そこらへんの違いだと思う。

紫の煙

2008年7月28日 今日の一曲
今日の一曲
Jimi Hendrix:Purple Haze/Kronos Quartet
クロノス・カルテットがライブの最後に演奏するという定番。今もそうなのかは、知らない。ジミヘン、知らないんだよなー。
いろいろあって頭がぐるぐる
今日の一曲
To Here Knows When/My Bloody Valentine
「愛なき世界」。頭の中でうぉんうぉんうなるノイズギター。
それが着地する場所の見えない浮遊感を醸し出している。
今の私にピッタリな曲。下を向いて靴を見つめる音楽なんだから、
ちょっと後ろ向きな暗さを持った音楽、とされるわけだけど、
私には心地よくて、仕事しながら聴いていると、気持ちよすぎて、寝る。
ビートルズのフォロワーじゃないということ
今日の一曲
Diva/Jean-Michel Jarre
ジャン、あんたは凄いよ。ローリー・アンダーソン、エイドリアン・ブリュー、マーカス・ミラー……。私のリスペクトするミュージシャンをそこまで集めてコラボしちゃう。このアルバムは、私のために作られたんじゃん? 25の言語をコラージュしたボイスサウンド。ローリーの声のサンプリングは彼女のキャラクタそのまんま。マーカスのチョッパーはビシバシ聴こえるのに、エイドリアンのギターはどこ? というのも彼ららしくていい。あまりにもアバンギャルド。20年以上前のアルバム「Zoolook」。まだ時代が追いついていない感じ。

< 2 3 4 5 6 7 8 9

 

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索