メガーヌ、バッテリー交換
先月、朝、会社に出かけようとセルスターターのボタンを押したところ、「キュル」と少しセルが回り、あとは無言。エンジンかからず。そのあとはスターターボタンを押してもなんいも言わず、慌て気味に会社に電話してJAFにも電話。JAFのレスキューは到着まで1時間以上かかるという。

しょうがない、少し落ち着こうと、マニュアルを読む。スターターボタンを2度押ししてリセットする方法を見つけたので試してみる。インジケーターがエンジンかける前の状態に戻った模様。おそるおそる、もう一度ボタンを押す。あっさりエンジンが始動。JAFに断りの電話を入れて、会社へダッシュ!

ディーラーに報告すると、やはりバッテリーが原因では、という。バッテリーのインジケーターが良好でも、セルが1つ死んでいる場合があり、エンジン始動などの際に影響するとのこと。そういえば、メガーヌの電装系は電圧が少し下がっただけでエラーが出たりすると、ネットで報告あったっけ。おまけにいま積んでいるバッテリーは、一度ダメになったもののリチャージ品。そして夏に一度スモールランプ点けっ放しでバッテリー上がりもやっている。交換するべきか。

シトロエンのときも、アルファロメオのときも、突然のバッテリー死は何度も経験して、その都度、自転車で近くのオートバックスにバッテリーを買いに行って自分で交換していた。やっぱ通販が安いのでは、と思い、ネットで検索。ディーラーから勧められたEXIDEのものはだいたい2万前後。高いな……。で、見つけたのがATLASというメーカーのもの。調べてみると韓国メーカーで信頼性も大丈夫そう。送料込みで9000円台。これに決定。

バッテリー交換ぐらい朝飯前、と朝からやろうと思ったが、暖かくなってからとしっかり朝御飯を食べて、10時ごろからとりかかる。メガーヌには最初からアーシングのようなコードがターミナルから延びていて、かなり難しいことが手をつけてみて判明。コードを1本1本外していって、なんとかなるかなとマイナスのターミナルを脱着。それからプラスのターミナルを、とここでギブアップ。ネジが固いのと、どうにもスペースがなくて私の持っている工具では無理っぽい。

イエローハットで持ち込みで作業してもらう。工賃2100円。古いバッテリーも廃棄処分してくれた。最初からこうしてもらえばよかった。だんだん車も自分でいじるのがめんどくさくなってきたなと思った。ライトの球切れ交換も、メガーヌは大変らしい。シトロエンのときは、プラグやプラグコード交換したり、スロットルボディの洗浄やらなんやら、やってものだが。タワーバーも自分でつけたっけ。

メガーヌ復活

2010年11月23日 クルマ
メガーヌに乗り始めてから半年とちょっと、次第に振動がひどくなり、アイドリング時のビビリ、細かい振動でバックミラーにうつる景色がブレる(笑)、ステアリングを握っていると、この車はディーゼル車か、と疑うくらいになった。メガーヌのエンジンマウントはかなりヘタるのが早いとのことで、エンジンマウント交換をディーラーに頼んで、走行7万キロ超えたのでタイミングベルトも交換してもらうことにした。

今日、メガーヌが帰ってきた。まるで別の車のよう。静かで滑らかスムーズ。ステアリングを握るのが楽しい心地良い。あら、また新たな出逢いというか、またよろしくね、と心で囁く。タイミングベルトも交換期だった。プーリーが分解寸前、本来、分離してはいけない部品同士が、簡単に外れてしまう状態だったとのこと。まずは一安心。これあと5年は大丈夫、だといいな。

新型マーチのあまりの変貌ぶりに、ちょっと考えてみた。これはつまり、10年前よりもルノーの日産がより経営的に近くなって、世界的な協同戦略を展開しているからなのでは、ということ。ヨーロッパ市場でいうと、ルノー・ルーテシアとニッサン・マイクラ(マーチ)は、同じプラットフォームでキャラクタも似ている。身内でパイを奪い合っているという見方もできる。

そこで、先代マーチのような乗って楽しい小型車というキャラクタはルーテシアに受け持ってもらい、新型マーチは快適機能をそぎ落とした低価格の実用性一点張りで、主に東南アジアや経済振興国向けに投入。そういう住み分けの戦略なのではないか。実際、新型マイクラは日本よりも先に3月にタイで発売済み。

企業としてその戦略が正しいことはよーくわかる。でも日本のマーケットとしては、非常に魅力的なマーチという車を失ったことになった。新型マーチには先代のような楽しさ、所有する喜びが小さくなった。ヨーロッパだったらルーテシアという選択があるわけだが、日本でルノーに乗るのはどうか。ルーテシアがどんなにいい車だとしても、メンテナンスや価格の面で日本では不利であり、少なくとも私は他人に勧めない。ルノーが日本市場をまったく重きを置いてないってのはわかってはいるけど、日産にはもっと抵抗してほしかった。個人的にはそう思う。

新型日産マーチ
新型日産マーチ
新型日産マーチ
メガーヌのパワーウインドウの部品が届いたので、ディーラーへ。日産ディーラーなので、ショールームではジュークなど新しい車が並んでいる。今日、ショールームに入っていくと、いちばん目立つところに見慣れない車が。なにこれ? パネルに車の名前がない? ナンバープレートのところに「MARCH」の文字! あー、新しいマーチだ! タイで発売されたマイクラの写真をネットで見たことはあるけど、実物は初対面。

うーん、写真で見たときがっかりしたけど、実物見ても、がっかり。フィアット・グランドプントのようなカエルちゃんみたいな顔。なんか間延びしたボディ。お尻が美しくない……。運転席に座ってみて、またびっくり。インパネが簡素。シンプルどころではなく、スカスカ? シートは相変わらず素晴らしい。室内は前のマーチより広くなっている。ありゃー?

2002年にフルモデルチェンジしたマーチは、モーターショーで公開されたコンセプトカー、「mm-e」をそのまんま量産化した、未来的なデザインが魅力的だった。たしかにサイドウインドウやパネルはオーソドックスな形状のだが、ころんとしたスタイリングと、革新的なフロントデザイン、ディテールまで手がこんでいるボリューミーなリアは今まで見たことのないもの。リアハッチの湾曲したガラスやリアフェンダー上部のアクセントのあるデザインなど、素晴らしい作品だと思う。あのマーチが発売されて、たくさん街中をマーチが走るようになり、ほんとうに街の風景が未来的に変化した。マーチは私たちを未来の街に連れていってくれた、素晴らしいエクステリアを纏っていたのだ。

インテリアもそう。材質は高いものを使っているわけではない。でも遊び心のある触りたくなるような質感とポップな色調。シートはクッションが分厚くて絶品。車って、このマーチさえあればいいじゃん、と思わせるものだった。

実際に運転してみて感心しているデザインは、スモールランプ。このごろの車は車体の見切りが悪いのが常で、マーチもあのボディだからそう。でもマーチの場合、スモールランプがヘッドライトの上部にポコンと出っぱって付いていて、それが車幅灯のような機能を果たすのだ。フロントボンネットの高い位置にヘッドライトを配置した独特のデザインを生かした、粋なデザインである。そうそう、デザインは飾りじゃないのだ。ひとつひとつに理由があって、必然性があるから美しいのだ。昔から言われているでしょ、機能性に優れたものが美しいと。あのクラスでは初めて、使い勝手のよいスマートキーを採用した先進性も評価できる。マーチは21世紀の車の中で、白眉とも言える存在である。

今年発売される新型マーチは、経済性追求がコンセプトらしい。より効率のよい3気筒エンジンを積み、軽量ボディで良好な燃費を達成。たぶん、あのインテリアからすると、価格もかなり抑えられているはず。先代マーチは、いっしょにいて嬉しい、ぎゅっと抱きしめたくなるようなスマートなかわいこちゃん。んで、新型マーチは、贅肉のまったく付いてない真面目でカタブツなガリガリくん、てなとこ。言われたことはきっちりこなす働き者でしょう。同じ名前でぜんぜん性格が異なるが、新型マーチも必要とする人は多いんでないかな。


岡崎五朗さんとのランチ
岡崎五朗さんとのランチ
私はクルマオタクだから、こういう試乗会の楽しみはクルマを運転するだけでなく、クルマ談義をすることだ。その機会がランチタイムに訪れた。岡崎五朗さんと同じテーブルになり、いろいろなクルマの話しを直にうかがうことができた♫

岡崎さんも個人的にボルボはお気に入りで、プライベートでも何台か所有していたとのこと。私は友人宅の愛車だった昔のボルボのことや、二十数年前、ETCやインターTECで連戦連勝だった240Tの強烈な印象などを話した。倍以上の排気量のジャガーやローバーを、四角い無骨な240Tがぶっちぎってしまう光景は、カッコよかった。私は目をハート形にしてそのレースをテレビで観たものである。

他を寄せ付けなかったレース振りや、頑固に追求していた安全性を通して、私が感じていたボルボの魅力は「質実剛健」ということ。外見は飾らないけど、中身は凄い、うちは中身で勝負でっせ、それがボルボだと思っている。正直、XC60を初めて見たときは、そんな私の印象とは違って、派手やな、と感じた。でも実際に運転してみてわかったのは、ボルボは相変わらず安全性を追求して、中身は妥協していない、ということ。ただ観た目を少し一般受けするように、気を配るようになったのだ。

FRからFFへ、角張ったフォルムから丸みを帯びたフォルムへ、私が知っているだけでもボルボは2つの大きな変革を超えてきた。それでも中身は変わらず、安全を考えるという、一本の筋が通っている。時代を受け入れ変わるところは変わって、コアを受け継ぎブランドのアイデンティティを守っていく。ボルボはそこらへん、きちんと筋が通っているよね、と岡崎さんと話しが盛り上がる。

中身だけじゃなく外見も、ということでデザイナーの話しにもなった。私はパトリック・ルケマン、クリス・E・バングルのような、デザインの方程式を意図的に崩して、観る者の心をかき乱して魅了する「醜の美」が大好き♪ 北欧のボルボやサーブも、以前はそんな香りがした。

形が気に入ってアルファロメオ146に乗っていることを岡崎さんに話すと、ウォルター・デ・シルバがディレクションしたゴルフⅥは注目だよ、と教えてくれた。新しいゴルフはその原点に立ち返り、そのあるべき姿を取り戻すべくデ・シルバが送り出した作品だという。そういえば、ゴルフがⅢからⅣにモデルチェンジしたとき、コンセプトのブレをよく言われていたっけ。合理的なパッケージングを追求してきたゴルフが、見た目優先になってしまったと。当時、パーソナルなイメージを持ったアウディA3がすでに存在していたのに、プラットホームが同じゴルフⅣがこれではA3との差別化は?とゆーこと。アウディA3はA3で、エンジン横置きアウディか〜、と登場した当時は思ったもの。インパネやスイッチ類まで共通だったVWとアウディだったが、その後はそれぞれの独自性を出して、それぞれのアイデンティティを確保しつつあり、その仕上げとしてゴルフⅥの登場なのかな、と考えた。

岡崎さんに次に乗りたいクルマは?と聞かれて、次はワゴンを狙っていると話す。どかどか気兼ねなく荷物を積み込んで、フットワークよく移動したい、そんな使い倒せるワゴン。でありながら、やっぱ形にはこだわりたい。候補はランチア・リブラ、ルノー・メガーヌⅡ、ニッサン・プリメーラ。どれも美しくて軽快でおしゃれな感じ。

岡崎さんとのランチで私は、かなり調子に乗って、饒舌だったようだ。もしかしたら今回の試乗会でいちばん楽しかったかも。こんな機会を設けてくれたカービューとボルボに感謝です。また呼んでください♪


XC60の「守られ感」
XC60の「守られ感」
XC60の「守られ感」
20年以上前、初めてボルボ740に乗ったとき、剛性感の高さ、静粛性、適度な閉鎖感、硬い鎧をまとったような安心感、それらが統合された「守られ感」があった。私にとってボルボは硬派で真面目な兵隊さんのようなイメージだった。

ところが、新しいボルボXC60はあくまでも明るく社交的に、試乗する私たちを出迎えた。流麗なスタイル、今まで見たことないエレガントなボディカラー、爽やかな雰囲気のインテリア。ありり、無骨だけど信頼できるあの「守られ感」は……。だが、走り始めて感じてきた。

私は以前、レーシングカートで遊んでいたので、試乗会場となったサーキットに来ると、ついつい攻めて走りたくなる。XC60は本来、そんなクルマじゃないのに(笑)。最初は慎重に、次第に大胆に。ところが、どこまで踏んでも攻めても破綻しない。天気は雨で路面はウェット。それでもコーナーで姿勢を崩さず、安定してラインをトレースしていくXC60。こちらがちょっと乱暴に操作してミスを犯しても、XC60のがっちりしたボディとさまざまなハイテクデバイスがクルマを安全に制御して、なおかつ高速で走り抜けることができるのだ。あ、以前のとは感触が違うけど、やっぱり「守られ感」がある!

厳しい冬の寒さの中、乗っているクルマに何かトラブルがあると、それが凍死という危険に直結するスウェーデンで生まれたクルマだから、何よりも安全性、信頼性を追求する。ボルボのそんな姿勢が感じられ、それがやっぱり「守られ感」として伝わってきた。

XC60のトピックである「シティ・セーフティー」機能を確かめる。前方に障害物があったとき、自動的にブレーキがかかって追突、衝突を避けるというもの。私はこの「シティ・セーフティー」機能が作動した場合、急ブレーキが効いた後、エンジンが止まるべきではないかと考えた。というのは、ガックンと急ブレーキがかかった後、パニックになってアクセルを踏んでしまって、また急発進して追突してしまうのではないかと。実際に試乗したメンバーの中でも、止まった直後に急発進して障害物に衝突した人が何人かいた。「シティ・セーフティー」機能が作動すると同時にエンジンがカットされれば、このようなパニックトラブルは避けられる。

もちろんボルボでも開発段階でこのような議論は尽くされてきたはず。ボルボの広報の方にこのことを聞いてみると「いろいろな考え方がありますが、ボルボはこのようにしました」とのこと。極寒の中、周囲に誰もいないというシチュエーションで、エンジンが切れて再始動しないというのは恐怖である。厳しい自然環境の中で、命の炎であるエンジンが止まらないということ。これもボルボの「守られ感」につながるのかな〜、などと考えた。

とにかく、「シティ・セーフティー」機能のような安全デバイスは、多くのクルマが採用しなければ意味がない。たとえば、高速道路のノロノロ渋滞で、XC60が「シティ・セーフティー」機能により急ブレーキで追突を避けたとしよう。XC60の後ろの「シティ・セーフティー」機能がついていないクルマは、その急激な動作に追いつけず、XC60に追突してしまう、かもしれない。この機能は、ボルボによるクルマの将来のための啓発活動、と考えたい。今では当たり前となっている3点シートベルトを開発してクルマの安全性を高めてきたボルボ、その新しい提案ということ。ドライバーの立場としては、そこらへん、わきまえておきたい。
クルマはお尻が命
クルマはお尻が命
クルマはお尻が命
人形は顔が命。人形はそれぞれ異なった表情を持つ。人々はその顔を観て自分なりの印象を持ち、それが人形の個性(キャラクタ)になる。

私はクルマの命はお尻だと考える。クルマを運転しながらいちばんよく見えるのは、前を行くクルマのお尻。すれ違うクルマの顔は一瞬で過ぎ去り、よく見ているヒマもない。ドライバーはビュンと追い越して行くクルマのお尻を眺めて、カッコイイナ、イカシテルナ、と心に思うのだ。実はみんなクルマの後ろ姿を見てそのクルマの個性を感じているのだ。

有能なデザイナーはだから、後ろ姿に力を入れる。クルマを気に入って買おうと思わせたいターゲットの多くは、自分がデザインするクルマの後ろを走るたくさんのドライバーたちだからだ。たとえばリアのコンビランプのデザインを、フロントのライトの形状とコーディネイトする手法は、クルマのキャラクタを後ろのドライバーにアピールしたいというデザイナーの気持ちからくるものだろう。

ネットで新しいボルボXC60のデータを一通り見たとき、お尻がいいな、と思った。かなり意図的なお尻。デザイナーがきちんと仕事しているように感じた。低速での追突事故を防ぐ「シティ・セーフティ」というデバイスがボルボ側のいちばんのウリのようだが、私には目新しい技術とも思えず魅力なく、お尻に惹かれて試乗したくなった、というのがほんとのところ。

ここ20年くらいで、私が最高と思えるお尻は、ルノー・メガーヌⅡ、アルファロメオ146、マツダ・ランティス・5ドアクーペ。いま、146と暮らしているのも最高のお尻を持っているから、なのかも。クルマはお尻が命です♪
試乗会のある福島県二本松のSSパークサーキットまで、片道370kmくらい。真夏の暑い時期にアルファロメオ146で遠出は、何かトラブルがあるんじゃないかと、出かける前から予感はあった。でもま、気にしすぎるとなんもできないし、なんとかなるだろう。

会場のSSパークサーキット
http://www5.ocn.ne.jp/~sspark/

うちの146は、弱点であるエアコンの効きを、少しでも良くしようと少しDIYで手を加えている。エアコンホースに断熱材を巻いているのだ。10年くらい前までの欧州車はエアコンが標準装備でないため、追加で設置されたエアコン周りの配置はめちゃくちゃなことが多い。146の場合、エアコンホースがラジエータの真後ろを通っていて、ラジエータの熱風をモロに受ける。当然、冷やされたガスがそこで温められてしまう。その熱風を防ぐために断熱材を巻く。これはビックリするくらい効果がデカい。参考にしたKENKENさんのホームページは↓

KENKEN’S PAGE
http://www.geocities.co.jp/MotorCity-Circuit/2236/146/146histry19.htm

天気は曇りで蒸し暑い。エアコンを入れて、快適なドライブ。館山道から東関道に入り、習志野料金所にさしかかる。いつものようにエンブレを使ってスピードを落とそうとして、エンジン回転数を上げてクラッチをつなげた瞬間、
カラカラカラ………
何かが砕け散った音が。かなり小さなものらしい。一瞬、水温計の警告灯が赤く光る。が、それはすぐに消えた。クルマはその後、何ごともなく走り続けている。しかし、異常に気がついた。エアコンから冷風が出なくなり、生暖かい風が……。うーん、エアコンが逝ったか。とすると、コンプレッサー周りのパッキングかシーリングが落ちたのかな。

前のシトロエンでも走行中にエアコンが壊れた経験あるから、そゆこともあるか、と諦めモード。しかし、カラカラと砕け散った部品が悪さしてないか、それが心配。いちばん困るのはラジエータファンやサーモスタットがやられること。走行不能に陥ってしまう。

福島まで東北道を行くか、常磐道を行くか。お盆渋滞が発生しつつあり、午前8時ごろ、東北道ではすでに20kmくらいの渋滞がいくつかできているようだ。常磐道にする。首都高の三郷あたりで小さめの渋滞にハマったので、ラジエータファンの挙動に注意する。問題なく動いている。水温計もいつもの90℃をキープ。ほっとした。窓は全開、今年の夏はエアコンなしで過ごすのか〜。暑さが続くとしんどいな……。

ボルボXC60試乗会
カービュー主催、ボルボの新しいSUV、XC60の試乗会に参加できることになった。

ボルボは20数年前から、友人宅の愛車だったことで私も馴染みがあって、大好きなクルマ。当時のFRボルボは、操作性が軽く、ハンドルがよく切れて、少し大きめのボディでも狭い道に楽々入っていけるのが印象的だった。堅めのシートは長時間座っても疲れず、当時の国産車にはない思想で作られていると感じた。初めてボルボに乗ったとき、後席からフロントガラスまですごく遠く感じて、広くて頑丈な箱の中に入ったような気がした。外のノイズが遮断され、戦車の中ってこんなかなー、と思ったり。「守られ感」があった。ボルボの第一印象はこんな感じ。

現在のボルボはFFだし、外見も変わった。でも私の中ではプレミアムなイメージ。相変わらずルックスはいいし。でも、現在のボルボは私の若い頃の印象とは違うんだろうなと、そういう興味もあり、出かけることにした。

次の勉強会のお題が「アウディTT」。クーペでもロードスターでもいいとのこと。先代のTTクーペは乗ったことあるが、新型はまだ経験ないので、まず試乗でもして情報収集するかと思い、近くのディーラーへ。

クルマは売れてないというから、ディーラーもガラガラなのかな、と想像していたら、盛況だった。環八沿いのショウルームには、ひっきりなしにクルマの出入りがあり、家族連れを中心にお客さんがいっぱい。

TTクーペかTTロードスターを試乗したいと伝えると、いま試乗できるのはTTSしかないという。それを試乗させてもらう。TTSの2.0リッター、ハイプレッシャーターボのクワトロ。ミッションはDSG搭載の6速Sトロニック。日本ではこんなハイスペックいらないよ、とは思うが。

担当してくれた営業は若い方で、なかなかスマートな対応で好感が持てた。控えめなコメント、あまり多く語らず、こちらの質問にはきちんと答える。最近はどこのディーラーもちゃんと教育されていて、スマートかな。

用意された試乗車に乗り込む。クーペだが、ドアが大きくなく開閉は楽。リアシートはエマージェンシーというか、荷物置きくらいのスペース。上着は後ろの席に置く。電動シートでポジションを決めて、バックミラー、サイドミラーの調整。どれもやりやすい。インパネ周りは、先代よりかなり大人っぽくなった。先代はアルミっぽい装飾がやたらと目に付く“若い”演出がされていたが、ぐっと落ち着いた。ステアリングは革、ハンドル径が小さく、その気にさせてくれる感じ。

エンジンをかける。とても静か。アイドリング時、エンジン音はほとんど聞こえてこない。ステアリングやペダルは重め。スポーツタイプっぽい味付け。走り出して意外だったのは、遮音はそれほどでもないこと。ロードノイズや風切り音はかなり車内に入ってくる。これもスポーティな演出かな、と思った。試乗コースは第三京浜を一往復することにした。

普段、アクセルペダルの動きにダイレクトに反応してくれる146に乗っているので、TTSのターボの感触には笑った。いかにもターボ、という踏み始めフワ~、遅れてウォォン。クーペやロードスターのターボ圧が低い2.0リッターエンジンは、こんなにターボラグは出ないと説明された。TTSならではの味付けらしい。足回りも硬めなので、クーペやロードスターはもう少しマイルドなセッティング?と営業のお兄さんに聞くと、そうです、とのこと。なるほど。

全体的な印象は、どっしり安定。先代TTの軽くてヒラリヒラリとした感覚はなくなり、ちょっと重めだな、と思った。踏めばどこからでも速いし、もたつくことはないのだが、とっても安定志向。先代TTとはちょっとコンセプトが変わった。これはZ3とZ4、旧SLKと新SLKもそうだが、モデルチェンジして一つ上の車格になってしまったんだと。先代の軽くて楽しい、というフィーリングが好きだっただけに、ちょっと残念。

ほんでも、なんの違和感もなく、心地よく乗れる、いいクルマだった。運転しやすく、ドライビングポジションも低すぎず、私好み。アウディを試乗していつも思うのだが、初めて乗るクルマでも、もう何年も乗っているかのような私にピッタリな感触がある。今日もそうだった。私に合っているクルマだと思う。メルセデスやBMWだとそうではない。なんか違和感がある。いちばん大きい要因はFFかFRか、ということなのか、と考えたりするが。私はずっとFFばかりだから。

試乗を終えて、ラゲッジなどをチェック。TTクーペのいいところはハッチバックということ。ハッチバックはカッコイイ。使いやすいというだけでなく、自由なイメージがあり、個性的なところがカッコイイのだと思う。TTクーペのリアシートを倒してラゲッジルームにすると、私が普段、クルマに積んでいるゴルフバッグと釣りセット一式は楽に運べて余裕があるくらい広い。これはポイントでかいなー。



見惚れる

2009年1月11日 クルマ
見惚れる
うちのアルファロメオ146は暑さに弱く、寒さに弱い。1年の4分の1くらいは入院しているくらいの虚弱体質。なかなか働いてくれず、それなのに金食い虫でオーナー泣かせなのだが、それでも、クルマから降りるたびに、見惚れる。その美しさに。もう5年くらい乗っているけど、その姿に見飽きることがない。横からのショットもいいな~♪


渋滞は楽し

2008年12月31日 クルマ
東京から沼津へ向かう東名高速。大晦日でも20キロ弱の渋滞。でも、渋滞っていろんなクルマを目撃できて、楽しい。

用賀の入り口から入ってすぐ、若草色のフィアット・プントと遭遇。プントはルックスが良くて、常に次に乗りたいクルマの候補になる。フィアットはボディカラーが豊富なのも魅力。淡い若草色なんて初めて見た。いいな~、プント。

東京料金所を過ぎて間もなく、渋滞。まだ横浜町田ICまでいかないところで、路肩に2台のイタリア車が止まっていた。後ろのクルマはフィアット・ムルティプラ。前がアルファロメオ156。ムルティプラの色がまた素晴らしい。メタリックのオレンジで、ゴールドっぽくも見える。この色も初めて見た。通り過ぎながら前の顔を見てびっくり。新型ムルティプラだった。新型を目撃したの初めて。悪くないな、新しい顔も。もしかして、この2台はぶつかってたのかも。

またしばらく渋滞の東名をノロノロ走っていると、左側の車線をすーっとシャンペンゴールドの巨体が追い越していく。上半身の印象では、マセラティかな?と思った。色もマセラティっぽい。追い抜かれて後姿を見て納得。フェラーリ・スカリエッティだった。この上品なゴールドのボディは新しいフェラーリにとってもよくマッチしている。

次は真っ黒なランチア・デルタ・インテグラーレ。私は一目でどの年式かわかるほどではないが、わりと後期型か。ブリスターフェンダーがノーマルじゃないような気がする。デルタ・インテグラーレはコックピットに座ると、ほんとにやる気にさせてくれる。でも自分のクルマとして飼うには、私は腰が引けるな。新しいデルタはヨーロッパで人気らしい。そっちに興味あり。

横浜町田ICから合流してきた目立つマッチョなクルマがBMW・Z3クーペ。久しぶりに見た。オープンボディとクーペボディで、こんなに印象が変わるクルマも珍しい。オープンボディのZ3はエレガントで女性的、クーペボディは獰猛で超マッチョ。このZ3クーペとは厚木を過ぎるあたりまで前を走ったり後ろを走ったりランデブーしたので、じっくり観察できた。これ、クリス・E・バングルのデザインだよね? 欲しいな、と思った。ルックスだけじゃなくて、運転しても楽しいだろうし。

さて、年明けて、帰りの渋滞ではどんなクルマと遭遇するのか。これもまた楽しみ。


青葉通りにたたずむ146
ちょっと暗いけど。いいね、146。私はこのクルマに乗り始めて5年くらい。だけど、いまだに自分のクルマに時を経つのも忘れて見とれます。青葉通りみたいなちょっと雰囲気のいいアベニューや、おしゃれなお店の前に停まっている146。いいな~、ウォルター・デ・シルバの作品。でも次は、エンリコ・フミアの作品が欲しいかな、なんて思っている。

Multipla & 146

2008年11月23日 クルマ
Multipla & 146
TAM-TAMんちの庭でBBQをしたあと、TAM-TAMの新しい秘密基地を披露してくれるというので、クルマで移動。いっしょに出かけた、しんちゃんのムルティプラとうちの146、記念撮影。日本でこれだけレアなクルマが、並んでお澄ましなんてそうそうない(笑)。久しぶりにムルティプラに乗せてもらったが、静かで乗り心地もよくて、見晴らしがよくて、いいクルマだとあらためて感じた。シートもとてもいい。フランス車だけでなく、フィアット系も心地よいシートを備えている。プントやイプシロンはシートが素晴らしくて、欲しくなるクルマである。

146の現状

2008年10月19日 クルマ
146の現状
東名高速を降りて市街地に向かって走っていく途中で、黄色のプジョー1007とすれ違う。マキちゃんの1007。お互い目立つクルマなので、すぐに気がついて手を振る。マキちゃんは両手を振っている(笑)。

146はデザインが気に入っているし、運転して楽しい。けど、いつまで乗ってられるか不安なことは不安。金かかりすぎる。以前乗っていたシトロエンZXもそうだったけど、この類のクルマは完璧な状態であることがなく、いつもどこかしらにトラブルを抱えている。ひとつトラブルを解消すると、他のトラブルが起きたり、まー、直すほどじゃないか、というマイナートラブルも多い。現在の146はこんな感じ。

○2速にシフトが入りにくい。シンクロがヘタっている?
○アイドリングの不調、息継ぎが激しい。エンジンが暖まってない時発生。これから冬が心配
○右リアのウインカー、ブレーキランプの基盤を止めているツメが取れたのか、振動で外れる。ガムテープで応急処置
○助手席側のパワーウインドースイッチ不良
○右リアドアの不調
○リアコンビライトの表面にヒビが入り、水分が内部に浸入、基盤侵食
○助手席側のスピーカー接触不良? 音が出たり出なかったり。

このクルマ、腐りかけている(笑)。部品調達が困難。次の車検はシートベルト不装着の警告灯を付けなければ車検通らないこともわかっている。もっと新しくてアフターサービスの安心なクルマの中にも、魅力的なクルマはたくさんあって、乗ってみたいクルマもたくさんある。ここまで146と付き合ったら、最後まで面倒みるかなー、とも思うけど、手間かかりすぎだよ、キミ。


つつがなく、法事を済ませる。これからまた両親となが〜いドライブ。両親はたまにしか会えない私と会話を楽しみたいようだが、なかなかそういうモードになれず、私は運転に集中させていただくことにした。15時ちょっとすぎに沼津発。基本的には昨日のルートを逆にたどる。首都高で渋滞を避けるために、若干違うルートを通るかも、という感じ。

今日は出発した時間が早めだったので、東名もまだ渋滞が発生していないようだ。が、御殿場を通り過ぎたあたりで、電光掲示板に厚木渋滞3キロの表示が。いつもよりはカワイイもんだ。しかし、母親は早くも戦々恐々。「渋滞3キロ? 大丈夫?」うるさいなー。これを乗り越えなくちゃ、帰れないの。

いよいよ渋滞。渋滞のしっぽにたどり着くまでに、渋滞は延びていた。それでも10キロもないようなので、いつももっと激しい渋滞を経験している私は、気持ちに余裕がある。ところが両親はあーだこーだ、うるさい。前のクルマがレーンチェンジして割り込んできた、とか、高速道路で渋滞にはまると高速料金タダにならないの?とか。運転しているのはこっちなんだから、もっとリラックスしてくれないかなー。できれば寝ていてほしいな。

横浜あたりで渋滞を抜ける。その後は順調。東京料金所を過ぎて、二子玉川に帰るなら用賀ICで降りるのだが、今日はスルー。首都高へ突入。首都高は箱崎ジャンクションあたりで渋滞が発生していたので、昨日と同じレインボウブリッジルートで湾岸に出る。昨日レインボウブリッジを通ったときは昼間だったが、今日は18時過ぎ。この橋からお台場を眺める夜景は、香港の夜景と似ているような気がして、ちょっとだけ私のお気に入り。

習志野料金所で休憩して、あとはひたすら走る。東関道、京葉道路、館山道、下りは順調だが、反対側の上りは渋滞している。いすみから二子玉川に帰るルートはやはりアクアマリンを使おうと考えながら走る。市原ICからいすみの両親宅まで、昨日の逆走だから、迷わずすんなり。到着は20時。ここから二子玉川に帰るのが一苦労だなー。

両親を降ろしてすぐに出発。このころから雨が降ってきた。雨の夜のドライブは好き。だが、慣れない道だからいつもより慎重に、と自分に言い聞かせる。船子交差点からR297に乗り、北上。帰りはアクアマリンを使いたいので、どこかで左折して木更津方面に向かわなくてはならない。たしか、アクアマリンへ誘導する道路標識があったはず。それを見落とさないように気をつける。

米沢交差点で左折。R409に乗って一安心。基本的にこのまま道なりで木更津、アクアマリンに乗れるはずだ。このR409がけっこう山道。暗くてカーブが多くて、雨で路面が見にくいので、対向車とすれ違うときに神経を使う。それでも山道は楽しくて、そこそこのペースで走っていたが、地元のクルマだろうか、強引に追い越していく人もいた。やるなー。事故るときは私の見えないところでやってね。そんな私も何度かカーブでヒヤリとしたり。けっこうなスピードで突っ込んで、あ、ここでアンダー出たら死ぬな、と思ったりしながら、無事、木更津北ICにたどり着く。

さて、アクアライン。通行料金が高いから滅多に使わないが、通るときはだいたい最高速チャレンジしている(笑)。今日は雨降っているし、やめよう。タイヤも5年ほど履いているやつだし、ハイドロプレーニングが怖いもんね。そう考えておとなしく橋の部分を走って、トンネル部に突入。ここらへんから、ちょっとむずむずしてくる。かかっている音楽はcapsule。これがTsujiko Norikoだと時速100キロでまったりと走るのだが、capsuleだとね……。

トンネルはまっすぐ続いている。前後にクルマは1台もいない。少しずつアクセルを踏む。スピードが上がるに従ってトンネルが狭く小さくなるようで、恐怖感が募ってきた。結局、アクセルをベタっと踏み切ることができず、メーター180を超えたあたりで、前にクルマも見えてきたので、スピードを緩めた。トンネル内で180キロはそういえば初めての経験で、東名で180キロ出すのとまったく感覚が違う。ほんとうに別世界というか、SF映画に出てくるような異質な映像が目に飛び込んできた。次はきっちりアクセル踏みたいと思う。

浮島ICで一般道に降り、けいこのピックアップのため、横浜駅に向かう。浮島はかつて私の釣りのホームグラウンドだったから、道順で迷うこともない。しばしぼーっとして、運転は体に任せっぱなし。産業道路を左折して横浜方面へ。信号で止まる度に、水温が110度くらいになってファンが盛大に回る。走り出すと水温は90度くらいに落ち着く。止まると110度に跳ね上がる。アクアラインでスピード出したせいで、エンジンがオーバーヒート気味なのかもしれない。エアコン切らなかったし。でもこの涼しい時期でこの状態では、真夏だったら危ないということか。

最後、第三京浜を使って、世田谷へ。22時30分、自宅へ到着。走行距離350キロ。高速料金9900円。アクアラインは楽しいけど、高いね。

今週末は、両親を法事に招いたので、千葉県いすみ市と静岡県沼津市を往復。二子玉川を出発していすみ、そこから沼津、帰りは逆のルートになるので、これはなかなか手強い。盛岡の実家と沼津間700キロを1日で移動したこともあるが、今回は千葉県内で一般道をけっこう走らなくてはならないことと、やはり渋滞が心配。

私はカーナビが嫌い。道は事前に予習しておく。このごろは地図を見るのではなく、ネットでルート検索をして、ポイントになる箇所だけをプリントして持っていく。あとは道路標識。運転しながら地図を見るなんでできないし、基本は道路標識で事足りることが多い。日本の道路標識はなかなかよくできていると思う。頭の中にだいたいの全体的なルートを描いておいて、曲がる交差点は道路標識で確認。重要なのが距離感。交差点から次の曲がる交差点までどれくらい距離と時間がかかるか、それを頭に入れておけば、だいたい迷わない。

朝5時、二子玉川出発。環7から城南島→臨海トンネル→お台場→R357といういつものルートで、6時10分、浦安到着。9時半までOちゃんと釣り。そのあと、Oちゃんマイハニーが吹奏楽の発表をするというので、それを観て、浦安を11時に出発。

東関道から京葉道路、館山道と分岐を間違えないように走り、市原ICで一般道へ。R297を40キロほど南下していすみ市の両親宅に12時45分着。市原からの一般道だけで1時間の行程だ。両親宅に従兄弟夫婦が遊びに来ていた。ぜんぜん知らなくてびっくり。会うのは5年振りくらいだっけ。クルマや釣りの話しで盛り上がる。

軽く食事をして、13時半、いすみを出発。R297を北上、市原IC→館山道→京葉道路→東関道→首都高湾岸道路→レインボウブリッジ→C1環状→首都高3号線→東名高速。順調である。結局、いすみから沼津まで3時間ちょっと。沼津宅に16時45分到着。早い。記録だ。東名は160キロ巡航(笑)。ここまでが1日目。走行距離420キロ、高速料金6800円。


部品を探しています
出かけようとしたら、エンジンがかからない。セルは回る。一瞬、エンジンに火が入り、ブォーン、ドロドロドロ、プスン、という感じ。このバッテリーも3シーズン目だし、と思ってバッテリーを
交換してみたけど、かからない。

原因はエンジンの吸気系、インテークマニフォルドが外れたため。本来、インマニが自身の重さや振動で外れないように、インマニを下から支える台みたいなのが付いているのだが、なんと、うちの146には付いてないとのこと! 1.4リッターエンジンだから付いてないのか、たまたま私の車だけ取り付けを忘れられたのか。5年間、タフに乗ってきたけど外れたのは今回初めてなので、レアなケースっちゃレアだが……。

いつ再発するかわからないトラブルなので、遠出がちょっと怖い。中古部品を地道に探そうと思っている。
大台
満身創痍のうちの146。今日、走行10万キロ突破。
この先、どこまでいっしょに暮らせるか。
確かにほかにも乗りたい車はたくさんある。
お金に余裕があったら、ずっと飼っておきたいが。

ひできのうちまで片道170キロくらい。日曜日の朝だから東名も混んでないだろ、などと根拠もなく高速に乗ったら、川崎から厚木まで渋滞。でも今日は渋さ知らズをガンガンかけちゃうから、渋滞も苦にならないか♪

もう一つ、道中、楽しいことが。渋滞中、川崎を過ぎたあたりで、赤いアルファロメオ75と遭遇。あ、75だ、そうするとお約束の挨拶があるかな、と思って、追い越し車線からすーっと前に出てみた。追い越しながらとなりの75をうかがうと、感じの良さそうなおじさんだった。向こうはこちらに気がつかなかったのか、第一接近遭遇はそのままなんもなし。が、こちらが追い越したすぐ後に、75も車線変更して私の真後ろについてきて、そこから数十キロ、いっしょに走ることに。

75は155の前のモデルなので、車格からいくと146よりも上なのだが、サイズはほぼ同じで、同じ5ドアハッチバック。この2台がランデブーしていると、別にそんなに目立つわけじゃないけど、いわゆるエンスー仲間、みたいな感じで一目置かれそうで、カッコイイじゃん♪などと考えながら、車の中で渋さを絶唱(笑)。

2台連なって渋滞を抜けて、厚木を越えたあたりで、私が中央車線に入り、75に道を譲った。今度はどうかなー、と75のほうを見ていると、向こうのおじさんが、よっ、と笑顔で手を上げてくれた。私も笑顔で、どもー、と手を上げた。これがアルファロメオ同士のお約束♪ 146同士とか古いアルファ同士のほうがやりやすいと思うけど、つい先日は沼津で147のドライバーからもすれ違いざまに挨拶された。147や156が街にあふれてしまったけど、アルファファン気質の方はまだまだいるみたい。私も積極的に挨拶しようっと。

75ヘビ使いのおじさんは、その後、大井松田で降りていった。私はノリノリの渋さの曲と、気持ちのいい挨拶で嬉しくなって、ついつい踏みすぎて180キロオーバーで東名を西に進むことに。


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