渋谷毅&平田王子 at 新潟ジャズストリート
渋谷毅&平田王子 at 新潟ジャズストリート
渋谷毅&平田王子 at 新潟ジャズストリート
去年の冬の新潟ジャズストリートはとても楽しかった。そしてあっという間に半年が過ぎて、夏の新潟ジャズストリートの時期になった。もともとジャズには興味ない私は、アーティストが誰とかどんな曲をやるとかについては頓着がなく、どこのお店で観ようかなぐらいで今回のプログラムを眺めていた。

そしたらなんと渋谷毅の名前が。え? なんでそんなビッグネームが? こんなイベントに? とびっくり。でもほんとに渋谷毅のピアノを新潟ジャズストリートで観られるなら、見逃す手はない。私自身、それほど渋谷毅のことを知っているわけではないが、浅川マキや小川美潮が大好きな私にとっては彼の名前は特別な存在なのだ。

そしてもう一つサプライズが。渋谷毅といっしょに演奏する平田王子(きみこ)さんが、私の友人のお仲間だったということ。ということで、いろいろ楽しみにして、会場の新潟国際情報大学、街中のほうのキャンパスにやってきた。

新潟ジャズストリートのいいところは、演奏する人と観る人と、距離が近いこと。ふつうのお店だったりうどん屋だったり、もちろんコンサートホールも会場になるが、大学内のカフェやエントランスホールも特設会場になる。で、会場の雰囲気も、音楽を聴くぞ!という張りつめた感じは皆無。適当にゆる〜くて、そこが居心地よい。こんな雰囲気の中で渋谷毅のピアノを聴けるなんて♪

んで、実際、渋谷さんの演奏はどこにも気負ったことがなく、さりげなく、リラックスした感じ。二人とも新潟ジャズストリートでの演奏をすごく楽しんでいるように見えた。それが観ている人にも伝わってくる。

ちょっと驚いたのが、演奏中の渋谷さんの足の置き方。ペダルを踏む右足に左足を巻きつけるようにしていた。私も大学生くらいまでは人前でピアノを弾いたりすることがあったが、あんな足の置き方はタブーに近い。子どものころならピアノの先生に怒られてしまいそうな(笑)。でもあれが渋谷さんのスタイルなんだなぁと、またそれが普段着っぽくて居心地よい音楽になっているのかも、とか思った。

平田さんの歌で気に入ったのは、ハワイアンの「ワイキキ」という歌。ボサノバは聴いていて気持ちいいけど、私にはちょっと印象に残らない感じ。最後、アンコールで歌ったのが日本の歌。渋谷さんの曲なんだろうなと思ったら、やはり由紀さおりの「生きがい」だった。新潟ジャズストリート、ますますお気に入り♪

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