百光年ハネムーン
子どものころからタイムマシンの可能性について自分なりに考えていた。地球で起こったこと(映像)は光となって宇宙の彼方目指して飛びさって行く。だから光の速さよりも早く飛び、光を追い越して地球を望遠鏡でのぞいてみれば、過去の映像(光)を見ることができる。これってタイムマシンだよな、と思った。

梶尾真治の「百光年ハネムーン」が話題になっていたので読んでみたら、このアイデアまんまだったので、嬉しいやらなんやらワクワクしてハイになってしまった。さらに梶尾真治はこのアイデアを使ってとってもロマンチックな短編に仕立てていて、さすがだなー、またやられちゃったなー、と切ない気持ちになってうんうんうなづきながらそこらへんを徘徊。

アイデアはあるだけでは意味がない。それをどう使って、どういうものを創りだして、世に訴えるかが問題。この物語の中では過去をのぞけるタイムマシンを使ってとても魅力的な企画が仕立てられていた。その思考の積み重ね方と想像力は広告マンとして見習わなければならんなと思ったり。

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