巻原発の建設候補地を観に行く(その1)
巻原発の建設候補地を観に行く(その1)
巻原発の建設候補地を観に行く(その1)
図書館で巻原発の資料などを読んだりして興味が湧いた。そういえば妻の母親が反対運動したことをちらっと話していたっけ。私は子どもの頃は『はだしのゲン』を読んで育ち、大学時代に丸木夫妻のことを知り、10年ほど前に茨城県の依頼で原子力発電所の副読本の編集に携わった際には原発の現状についていろいろ調べた。直感的に原発は危険と感じていたが、コスト的にも割りに合わないものだということが理解できた。それでもなんのアクションも起こさなかったことに今は忸怩たる思いもある。実際に原発建設に反対した母親を心のなかで賞賛した。

その巻原発を作ろうとした角海浜というのが自宅からクルマで20分ほどのところにある。家族に聞いてみると、もう角海浜には降りられないんじゃないかな、とか言う。地図で見ると道路はあるのだが。妻なんかは「角海浜? 角田浜でしょ?」と存在すら知らなかった。忘れられた場所なのだろうか……。

巻に所要で出かけ、時間があったのでその角海浜に行ってみることにした。国道460号を海岸の方へ走りじょんのび館を通り過ぎて、国道402号「越後七浦シーサイドライン」には乗らないで細い海沿いの道があるはず、と思ったがその道が見つからない。浦浜海岸から少し戻ると登山道入口という旧道があった。そこに入ってみると、立ち入り禁止の道路が……。地図で見るとこの先に角海浜があるようだ。道路をゲートで封鎖するような物々しさ。何かを隠そうとしている?

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索