シカゴ・ベアーズの今シーズン
残念ながら今シーズン、ベアーズの試合をひとつも観ていない。成績は文句なしで地区優勝。だが相変わらずスカっとした勝ち方ではなく、いまいち強さが感じられない。

その原因はまずQBの能力か。カトラーはまぁ、そこそこのQBではあるが……。やはりスーパーボウルチャンピオンのチームには、ふさわしいQBがいるものだ。カトラーはふさわしいか? まだまだだと率直に考えざるを得ない。

もちろん、フットボールはQBだけで決まるわけではない。ディフェンスはタレントがそろっていて今シーズンの勝利の原動力となっている。が、ディフェンスも機能するときとそうじゃないときの差が激しいような気がする。

今シーズンはディフェンスによるターンオーバーが多い。インターセプトやファンブルフォースが目立つ。それはギャンブル的なディフェンスを意味してないか。ランディフェンスの数字は優秀なのだが。負けた試合ではパスディフェンスが崩壊しているように見受けられる。

ベアーズでいちばん誇れるのがスペシャルチーム。ヘスターとマニングのリターンコンビはNFLのトップ。このスペシャルチームの活躍により常に良いフィールドポジションを得てオフェンスを始められることに大きなアドバンテージがある、とするアナリストもいる。

だがヘスターを避けたキックやパントも多く、相手チームもアジャストしている。それでもスペシャルチームの働きで、ゲームを支配していないのになぜか勝ってしまった、というベアーズらしい試合も多かった。たしかに相手チームにとっては脅威ではある。しかしこれではスーパーボウルへの道は苦しい。相手チームは対策を立てやすい。

プレーオフのトーナメントを見ても、パッカーズには分が悪そう。ファルコンズも強敵。NFCを制したとしてもペイトリオッツが相手なら手も足も出ない?ということも容易に想像できる。2006年のスーパーボウルでもベアーズ勝利を予想するのは、ちょっと無理だった。うーん、盛り上がらないなー。せっかくいい成績を残したのに。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索