岡崎五朗さんとのランチ
2009年8月9日 クルマ
私はクルマオタクだから、こういう試乗会の楽しみはクルマを運転するだけでなく、クルマ談義をすることだ。その機会がランチタイムに訪れた。岡崎五朗さんと同じテーブルになり、いろいろなクルマの話しを直にうかがうことができた♫
岡崎さんも個人的にボルボはお気に入りで、プライベートでも何台か所有していたとのこと。私は友人宅の愛車だった昔のボルボのことや、二十数年前、ETCやインターTECで連戦連勝だった240Tの強烈な印象などを話した。倍以上の排気量のジャガーやローバーを、四角い無骨な240Tがぶっちぎってしまう光景は、カッコよかった。私は目をハート形にしてそのレースをテレビで観たものである。
他を寄せ付けなかったレース振りや、頑固に追求していた安全性を通して、私が感じていたボルボの魅力は「質実剛健」ということ。外見は飾らないけど、中身は凄い、うちは中身で勝負でっせ、それがボルボだと思っている。正直、XC60を初めて見たときは、そんな私の印象とは違って、派手やな、と感じた。でも実際に運転してみてわかったのは、ボルボは相変わらず安全性を追求して、中身は妥協していない、ということ。ただ観た目を少し一般受けするように、気を配るようになったのだ。
FRからFFへ、角張ったフォルムから丸みを帯びたフォルムへ、私が知っているだけでもボルボは2つの大きな変革を超えてきた。それでも中身は変わらず、安全を考えるという、一本の筋が通っている。時代を受け入れ変わるところは変わって、コアを受け継ぎブランドのアイデンティティを守っていく。ボルボはそこらへん、きちんと筋が通っているよね、と岡崎さんと話しが盛り上がる。
中身だけじゃなく外見も、ということでデザイナーの話しにもなった。私はパトリック・ルケマン、クリス・E・バングルのような、デザインの方程式を意図的に崩して、観る者の心をかき乱して魅了する「醜の美」が大好き♪ 北欧のボルボやサーブも、以前はそんな香りがした。
形が気に入ってアルファロメオ146に乗っていることを岡崎さんに話すと、ウォルター・デ・シルバがディレクションしたゴルフⅥは注目だよ、と教えてくれた。新しいゴルフはその原点に立ち返り、そのあるべき姿を取り戻すべくデ・シルバが送り出した作品だという。そういえば、ゴルフがⅢからⅣにモデルチェンジしたとき、コンセプトのブレをよく言われていたっけ。合理的なパッケージングを追求してきたゴルフが、見た目優先になってしまったと。当時、パーソナルなイメージを持ったアウディA3がすでに存在していたのに、プラットホームが同じゴルフⅣがこれではA3との差別化は?とゆーこと。アウディA3はA3で、エンジン横置きアウディか〜、と登場した当時は思ったもの。インパネやスイッチ類まで共通だったVWとアウディだったが、その後はそれぞれの独自性を出して、それぞれのアイデンティティを確保しつつあり、その仕上げとしてゴルフⅥの登場なのかな、と考えた。
岡崎さんに次に乗りたいクルマは?と聞かれて、次はワゴンを狙っていると話す。どかどか気兼ねなく荷物を積み込んで、フットワークよく移動したい、そんな使い倒せるワゴン。でありながら、やっぱ形にはこだわりたい。候補はランチア・リブラ、ルノー・メガーヌⅡ、ニッサン・プリメーラ。どれも美しくて軽快でおしゃれな感じ。
岡崎さんとのランチで私は、かなり調子に乗って、饒舌だったようだ。もしかしたら今回の試乗会でいちばん楽しかったかも。こんな機会を設けてくれたカービューとボルボに感謝です。また呼んでください♪
岡崎さんも個人的にボルボはお気に入りで、プライベートでも何台か所有していたとのこと。私は友人宅の愛車だった昔のボルボのことや、二十数年前、ETCやインターTECで連戦連勝だった240Tの強烈な印象などを話した。倍以上の排気量のジャガーやローバーを、四角い無骨な240Tがぶっちぎってしまう光景は、カッコよかった。私は目をハート形にしてそのレースをテレビで観たものである。
他を寄せ付けなかったレース振りや、頑固に追求していた安全性を通して、私が感じていたボルボの魅力は「質実剛健」ということ。外見は飾らないけど、中身は凄い、うちは中身で勝負でっせ、それがボルボだと思っている。正直、XC60を初めて見たときは、そんな私の印象とは違って、派手やな、と感じた。でも実際に運転してみてわかったのは、ボルボは相変わらず安全性を追求して、中身は妥協していない、ということ。ただ観た目を少し一般受けするように、気を配るようになったのだ。
FRからFFへ、角張ったフォルムから丸みを帯びたフォルムへ、私が知っているだけでもボルボは2つの大きな変革を超えてきた。それでも中身は変わらず、安全を考えるという、一本の筋が通っている。時代を受け入れ変わるところは変わって、コアを受け継ぎブランドのアイデンティティを守っていく。ボルボはそこらへん、きちんと筋が通っているよね、と岡崎さんと話しが盛り上がる。
中身だけじゃなく外見も、ということでデザイナーの話しにもなった。私はパトリック・ルケマン、クリス・E・バングルのような、デザインの方程式を意図的に崩して、観る者の心をかき乱して魅了する「醜の美」が大好き♪ 北欧のボルボやサーブも、以前はそんな香りがした。
形が気に入ってアルファロメオ146に乗っていることを岡崎さんに話すと、ウォルター・デ・シルバがディレクションしたゴルフⅥは注目だよ、と教えてくれた。新しいゴルフはその原点に立ち返り、そのあるべき姿を取り戻すべくデ・シルバが送り出した作品だという。そういえば、ゴルフがⅢからⅣにモデルチェンジしたとき、コンセプトのブレをよく言われていたっけ。合理的なパッケージングを追求してきたゴルフが、見た目優先になってしまったと。当時、パーソナルなイメージを持ったアウディA3がすでに存在していたのに、プラットホームが同じゴルフⅣがこれではA3との差別化は?とゆーこと。アウディA3はA3で、エンジン横置きアウディか〜、と登場した当時は思ったもの。インパネやスイッチ類まで共通だったVWとアウディだったが、その後はそれぞれの独自性を出して、それぞれのアイデンティティを確保しつつあり、その仕上げとしてゴルフⅥの登場なのかな、と考えた。
岡崎さんに次に乗りたいクルマは?と聞かれて、次はワゴンを狙っていると話す。どかどか気兼ねなく荷物を積み込んで、フットワークよく移動したい、そんな使い倒せるワゴン。でありながら、やっぱ形にはこだわりたい。候補はランチア・リブラ、ルノー・メガーヌⅡ、ニッサン・プリメーラ。どれも美しくて軽快でおしゃれな感じ。
岡崎さんとのランチで私は、かなり調子に乗って、饒舌だったようだ。もしかしたら今回の試乗会でいちばん楽しかったかも。こんな機会を設けてくれたカービューとボルボに感謝です。また呼んでください♪
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