ライ音楽
今日の一曲
La Liberte/Khaled
この曲についてちょっと検索してみたら「ライ音楽」というのがある、ということがわかった。Khaledは「ライの王様」とも呼ばれているらしい。あまり深入りするつもりはないが、おもしろそう。


なんでこの曲なのかというと、K親分との音楽談義の中で、よくわかりもせずに“マグレブ、マグレブ”と連呼したところ、何枚かCDを貸してくれた。その中でいちばんハマった曲。「Arabesque Zoudge」というコンピレーションアルバムに入っている。もっと最近の、クラブでかかるようなハウス系を予想していたが。私とは違って彼は、キッチュは好みじゃない模様。

コメント

nophoto
ますやま
2008年12月16日13:23

おーハレド!
いまやライはフランスのアルジェリア移民のアイデンティティたるぐらいに成熟した音楽カテゴリーのひとつになってるよ。20年前ぐらいに英ファクトリーからCheba Fadela という女性シンガーが歌った"N’Sel Fik"という曲がリリースされて小ヒットしたので(http://jp.youtube.com/watch?v=xBOTZ5IiT84)耳にしたコトがあるかも知れない。ハレドは所謂ワールドミュージックムーブメントのあった80年代後半に"Kutche"っていう代表作を残していて、90年代からはワールドマーケットに進出するんだけど、その進出初期を担っていたのがWAS NOT WAS のDon Was で、グラウンドビート(もはや死語)の"Didi"なんて曲をヒット(http://jp.youtube.com/watch?v=zABXqfxSDkM このリミックスはBOMB THE BASS だったかなぁ)させたりしてる。90年代は他にもRachid Taha みたいなパンク世代のミュージシャン(CLASH の"Rock The Casba" をアラビア語でカヴァーしてる)や、Faudel なんかのアイドル的人気のライ歌手が出て来たりして、パリを中心にライはかなり盛り上がっているのです(http://jp.youtube.com/watch?v=1GjPso4PFWE)。ハレドもタハも90年代はサウンドプロデュースに元GONGのSteve Hillage (SYSTEM7のおっさんね)が関わっていることも要注目だったりして。以上ハレド豆知識でした〜。

TUCK
2008年12月16日13:36

おー、食いついてきてくれたねー、ありがと。
もう一曲、私が8年か9年くらい前にパリで買ってきたCDのことも書くっす。

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