今日の一曲
BLACK UHURU ANTHEM/BLACK UHURU
2週間ほど前、Freestylersの音楽を聴いたときにマイケル・ローズを思い出して、ブラック・ウフルのことも書きたいなー、と思っていた。ブラック・ウフルの音源はアナログレコードでしか持ってなくて、今日、実家に来たのでレコードでこの曲を聴きながらこの文章を書いている。
ブラック・ウフルを初めて観たのは、1984年7月の「ライブ・アンダー・ザ・スカイ」のテレビ中継。当時、盛岡の高校生だった私は、このライブを生で観るなんて発想はなかった。ただ、ハービー・ハンコックのステージを観たくてテレビにかじりついていた。
テレビの中で、「ライブ・アンダー・ザ・スカイ」の昼の部、ブラック・ウフルのステージが始まった。それまでレゲエという音楽に触れたこともなかった。真夏の太陽の下、陽の光に映える純白のスーツを着たマイケル・ローズが登場、雄たけびを上げる。褐色の肌とドレッドヘア、それに隙のないバリッとした真っ白なスーツ姿が鮮烈。隙のないって言ったけど、たしか靴は履いてなくて裸足だった。でもそれがまた違和感がなくて、スマートな印象。私の頭の中にそのときのヴィジュアルが残っている。もしかしたらこれは私の記憶違い? でも私のブラック・ウフル、マイケル・ローズの姿はまさにこれ。これがレゲエっつーもの? カッコいい! シビれた~!
今日、レコードに針を落とした瞬間、強烈なビートがスピーカーから放たれる。思わず、ちょっとボリュームを下げた。ふ~。でも私が初めてテレビでブラック・ウフルを観たときも、こんな衝撃だったなー、と思った。スライ&ロビーのビートは、重くて圧力があって、スピード感がある。テクノキッズだった私がブラック・ウフルに惹かれたのは、このスライ&ロビーのビートのせいだったのでは、という考えが頭に浮かんだ。実際私は、ブラック・ウフルにはハマったが、ほかのレゲエはまったく聴いていない。私の感覚では、なんとなく、ブラック・ウフルってレゲエの王道ではなかったんだよね。やっぱオルタナティブ。
I and I art the living Dread
In a this ya dawn of the living dead
今日も歌ってみた。
BLACK UHURU ANTHEM/BLACK UHURU
2週間ほど前、Freestylersの音楽を聴いたときにマイケル・ローズを思い出して、ブラック・ウフルのことも書きたいなー、と思っていた。ブラック・ウフルの音源はアナログレコードでしか持ってなくて、今日、実家に来たのでレコードでこの曲を聴きながらこの文章を書いている。
ブラック・ウフルを初めて観たのは、1984年7月の「ライブ・アンダー・ザ・スカイ」のテレビ中継。当時、盛岡の高校生だった私は、このライブを生で観るなんて発想はなかった。ただ、ハービー・ハンコックのステージを観たくてテレビにかじりついていた。
テレビの中で、「ライブ・アンダー・ザ・スカイ」の昼の部、ブラック・ウフルのステージが始まった。それまでレゲエという音楽に触れたこともなかった。真夏の太陽の下、陽の光に映える純白のスーツを着たマイケル・ローズが登場、雄たけびを上げる。褐色の肌とドレッドヘア、それに隙のないバリッとした真っ白なスーツ姿が鮮烈。隙のないって言ったけど、たしか靴は履いてなくて裸足だった。でもそれがまた違和感がなくて、スマートな印象。私の頭の中にそのときのヴィジュアルが残っている。もしかしたらこれは私の記憶違い? でも私のブラック・ウフル、マイケル・ローズの姿はまさにこれ。これがレゲエっつーもの? カッコいい! シビれた~!
今日、レコードに針を落とした瞬間、強烈なビートがスピーカーから放たれる。思わず、ちょっとボリュームを下げた。ふ~。でも私が初めてテレビでブラック・ウフルを観たときも、こんな衝撃だったなー、と思った。スライ&ロビーのビートは、重くて圧力があって、スピード感がある。テクノキッズだった私がブラック・ウフルに惹かれたのは、このスライ&ロビーのビートのせいだったのでは、という考えが頭に浮かんだ。実際私は、ブラック・ウフルにはハマったが、ほかのレゲエはまったく聴いていない。私の感覚では、なんとなく、ブラック・ウフルってレゲエの王道ではなかったんだよね。やっぱオルタナティブ。
I and I art the living Dread
In a this ya dawn of the living dead
今日も歌ってみた。
コメント
スライ&ロビーであのリリックスだし、レゲエの王道になってもいいはず。ただこの抑制の効いたヴォーカルがロック好きをも魅了したことと、スライはシンドラで、特にこのアルバムなんかはポール‘グルーコ’スマイクルがミックスしたことで、ハウスのDJにも好まれた。‘What is Life’なんかはフランソワ・ケヴォーキアンがリミックスしたし。そんなことで、結果として王道と思われなくなったのかも。このアルバムは同じ内容でグルーコが弄っていない、スティーヴン・スタンレイのままのオリジナル盤があり、こっちを聴くとかなり印象が変わると思います。
→ http://www.roots-archives.com/release/17
そういえば、瀬戸口さんがジャマイカでマイケル・ローズと出会った話も以前聴いてましたね。そのとき裸足だったということも。そこらへんの話が、私の記憶の中でごちゃまぜになってないかな、などと思っているんですよ。ブログに書いたマイケル・ローズのヴィジュアルは、私から観た彼のトータルなイメージ、なのかもしれません。彼の日本初登場の姿は、実際、どうだったのか。「ライブ・アンダー・ザ・スカイ」、テレビ中継やったくらいだから、どっかにアーカイブされてないかな。
もう15年以上も前だと思うけど、瀬戸口さんがクラブでサラ回すというので、遊びに行ったときのこと。たぶん、代々木のTAXI Hi-Fiサウンドシステムを備えたお店? 私がお店に入ったことに気がついた瀬戸口さんが、それまでかけていた曲とは雰囲気の違うブラック・ウフルの曲をかけて歓迎してくれた記憶がある。そんなことなかったっけ?
西麻布のCREWに来てくれたときは‘Shine Eye Gal’か‘Guess Who’s Coming To Dinner’をかけたけど。
ヒップ・ホップのトラックだったらトニー・ダファッツのミックス。ダンスホールのトラックだったらMassive B(Bobby Konders)のミックスで、だみ声のブロ・バンタンが絡んでいたはずです。