今日は金谷でカワハギ狙い。朝7時出船なので、いつもよりは若干、時間に余裕ある。浦安集合が4時半。昨日も浦安で釣り&ゴルフ。ここんとこ、浦安で遊ぶことが多い。昔、そんな時期があったな。
午前3時に目覚ましが鳴った。なんでこんな時間に!? と目覚ましが鳴った理由がわからない。うちの目覚ましは設定を変えないと毎日決まった時間に鳴るので、あ、休みの日なのに目覚ましオフにしておかなかったのか、と自分にムカつき、バシっと目覚ましを止めて、すぐにまたベッドへ。布団の中でぬくぬくしながら、夢の続きを思い出しながら、せっかくの休みなのに目覚ましが安眠を台無しにした、となんとなーく思いながら、ウトウト……。
ハッ! 今日も釣りだった。ガバッと起きる。うーん、遊びの朝の寝起きには自信があったのに、ぼーっとして頭がふらふらしている。昨日の夜は楽しかったもんな……。どういうわけか男2人でイクスピアリを徘徊したり……。こんなんで浦安まで運転できるのだろうか。
4時半に遅刻して、浦安到着。今日のメンツはOちゃんとその釣り仲間、総勢4人。私は部外者なのだが、たまにお仲間に入れてもらっている。運転が大好きで、だいたい運転手を買ってでる私も、今日は自分が運転しなくていいのが嬉しい。ぼーっとしながら金谷までのドライブを楽しむ。
船宿に6時到着。今日は混んでいる。金谷でカワハギは1年ぶりくらい。アサリの付け方や釣り方を仲間に確認。だんだん思い出してきた。去年は20以上釣って、トップじゃなかったっけか。Oちゃんにおすそ分けして15枚持って帰った記憶がある。カワハギはちょっと自信あるなー。よしっ。
船が混んでいて、本来、片側に6人定員なのだが、そこに7人配置された。強引だなー。狭いの苦手。必ずおとなりさんとオマツリするだろうし。こういうときこそ気持ちよく釣りをするために、おとなりさんとコミュニケーションを取らなくては。「おはようございます。今日はよろしくお願いします」と声をかけると、向こうもニコニコしながら挨拶してくれた。蛭子能収を美男子にしたようなオジサン。笑顔がやたらと優しそう。ラッキー♪
タックルは120センチの短竿にカルカッタXT、ラインはチタニウムブレードの1号相当くらいのやつ。仕掛けは一般的な市販のカワハギ用。集魚用の飾りのオモリに加えて、イワシ釣りのときに使う集魚板を付けてみた。ふと見ると、左となりのOちゃんも、右となりのえびすさんも集魚用オモリを付けてない。カワハギ仕掛けはキラキラしたもので魚を集めるのが基本なのに、意外だなーと思った。
港を出て、10分もいかない近場で実釣開始。出かける前は船宿のスタッフに、今日は状況良さそうですよ、などと言われているから、バンバン来るだろ、ぐらいの意識。ところがなかなか来ない。アタリすらないまま、移動を繰り返す。やっとOちゃんが釣り上げる。20センチくらいのなかなかいい型。右となりのえびすさんもカワハギゲット。さらにまたOちゃんが1枚追加。なんでオレだけ来ない? 早くも、今日はこのままボウズなんじゃないかと悲観的になる。すぐに絶望しちゃう自分がイヤになる。
カワハギ釣りでとくに気をつけているのがエサのアサリの付け方と、針のケア。針先をアサリの水管、ベロの部分と縫うように刺して、最後、黒っぽい肝の部分に針先を隠すようにセット。カワハギはこの肝の部分がいちばん大好き。カワハギが肝を吸い込むように食べたとき、針がカワハギの堅い口にチクっと引っ掛かるようにするのだ。針は針先が常に上向きにキープするように枝糸を調整。また硬い口にしっかり刺さらなくてはならないので、少しでも針先が鋭くなくなったら、すぐに針を交換する。これらの作業がけっこうしんどいのだが、めんどくさがらずにこまめにチェックすることが釣果につながる。
オモリをまず底まで落としたら、そこですかさずタタキの動作。竿を上下にブンブン何度か振る。この動作は、集魚用の飾りオモリを激しく動かすことによって好奇心の強いカワハギを呼び集めるため。さらに外道のベラ、トラギスを驚かしてどかすため。タタキの動作も状況によって激しく、またはソフトに、試行錯誤の繰り返し。
そのうち、私にも待望のカワハギが♪ ちょっと小さいサイズだったが、ほっとして心にも少し余裕が生まれる。コンスタントに釣れるわけではないが、それでもOちゃん、えびすさん、私と交互にポツポツ釣り上げる。全体的に渋くて、船中、釣れていない人も多いようだった。外道で、ベラ、トラギスなど多数。他のメンバーで、カサゴ、マダイという嬉しい外道をゲットした人もいた。
Oちゃんが、これ、と私に小さなアイテムを見せてくれた。ケミホタルだった。集魚用の飾りオモリの代わりに、この発光するケミホタルで集魚しようというアイデア。なるほどー。そういえばえびすさんの仕掛けにも、チューブ状の黄緑色の物体が付いていた。Oちゃんもえびすさんも渋い中、きちんとカワハギを釣っていたので、いいのかも。
午後1時、納竿。最終的に、私は11枚。となりのえびすさんも11枚、Oちゃんが9枚。船中、2枚だけという人もいたので、うちらは健闘したと思う。サイズはOちゃんが30センチというのを釣っていた。私は24センチを1枚、ほかはみんな小型だった。あとで金谷の他の船の成績をチェックしてみると、20枚以上釣っているところもあった。Oちゃんは不満げ。彼はいやになるほど数釣りをしたい、という欲求があるらしい。私は満足。しばらく、美味しいおかずが楽しめる。
帰ってからひたすら下ごしらえ。大切なカワハギの肝を傷つけずに取り出すため、まず皮をペリペリと気持ちよく剥ぐ。カワハギを裸にした後、腹の部分に包丁を入れて、そこから肝を慎重に取り出す。さらに内臓を取って洗って下ごしらえは終了。以前は魚をさばくのも楽しかったが、ここんとこ、かなりめんどくさい。釣ってきた魚をさばいてくれる人がいるといいな……。
あらためて、カワハギの肝、最高! ちょっとこれを越える味はないんでない? そのまま食べてもいいし、刺身と和えてもいいし、ちくわ、かまぼこなどの練り物に付けて食べてもいい。山葵などの薬味も必要ない、上品な味。すごいね。刺身は薄造りがいいらしいが、私はそういう技術がないので、普通に切る。そうするとやはり歯ごたえがありすぎる感じ。焼き物はとても美味しい。熱を加えた身はしっかりとした旨味がある。なので、塩は薄めに。アラで味噌汁を作ったが、これがまた絶品だった。味噌は普段よりも少なめに。一口味見して、美味しくてほんとに驚いた。どんな料亭よりも釣り人が美味しい魚を食べている、というのは真理だなー、とあらためて実感した。
午前3時に目覚ましが鳴った。なんでこんな時間に!? と目覚ましが鳴った理由がわからない。うちの目覚ましは設定を変えないと毎日決まった時間に鳴るので、あ、休みの日なのに目覚ましオフにしておかなかったのか、と自分にムカつき、バシっと目覚ましを止めて、すぐにまたベッドへ。布団の中でぬくぬくしながら、夢の続きを思い出しながら、せっかくの休みなのに目覚ましが安眠を台無しにした、となんとなーく思いながら、ウトウト……。
ハッ! 今日も釣りだった。ガバッと起きる。うーん、遊びの朝の寝起きには自信があったのに、ぼーっとして頭がふらふらしている。昨日の夜は楽しかったもんな……。どういうわけか男2人でイクスピアリを徘徊したり……。こんなんで浦安まで運転できるのだろうか。
4時半に遅刻して、浦安到着。今日のメンツはOちゃんとその釣り仲間、総勢4人。私は部外者なのだが、たまにお仲間に入れてもらっている。運転が大好きで、だいたい運転手を買ってでる私も、今日は自分が運転しなくていいのが嬉しい。ぼーっとしながら金谷までのドライブを楽しむ。
船宿に6時到着。今日は混んでいる。金谷でカワハギは1年ぶりくらい。アサリの付け方や釣り方を仲間に確認。だんだん思い出してきた。去年は20以上釣って、トップじゃなかったっけか。Oちゃんにおすそ分けして15枚持って帰った記憶がある。カワハギはちょっと自信あるなー。よしっ。
船が混んでいて、本来、片側に6人定員なのだが、そこに7人配置された。強引だなー。狭いの苦手。必ずおとなりさんとオマツリするだろうし。こういうときこそ気持ちよく釣りをするために、おとなりさんとコミュニケーションを取らなくては。「おはようございます。今日はよろしくお願いします」と声をかけると、向こうもニコニコしながら挨拶してくれた。蛭子能収を美男子にしたようなオジサン。笑顔がやたらと優しそう。ラッキー♪
タックルは120センチの短竿にカルカッタXT、ラインはチタニウムブレードの1号相当くらいのやつ。仕掛けは一般的な市販のカワハギ用。集魚用の飾りのオモリに加えて、イワシ釣りのときに使う集魚板を付けてみた。ふと見ると、左となりのOちゃんも、右となりのえびすさんも集魚用オモリを付けてない。カワハギ仕掛けはキラキラしたもので魚を集めるのが基本なのに、意外だなーと思った。
港を出て、10分もいかない近場で実釣開始。出かける前は船宿のスタッフに、今日は状況良さそうですよ、などと言われているから、バンバン来るだろ、ぐらいの意識。ところがなかなか来ない。アタリすらないまま、移動を繰り返す。やっとOちゃんが釣り上げる。20センチくらいのなかなかいい型。右となりのえびすさんもカワハギゲット。さらにまたOちゃんが1枚追加。なんでオレだけ来ない? 早くも、今日はこのままボウズなんじゃないかと悲観的になる。すぐに絶望しちゃう自分がイヤになる。
カワハギ釣りでとくに気をつけているのがエサのアサリの付け方と、針のケア。針先をアサリの水管、ベロの部分と縫うように刺して、最後、黒っぽい肝の部分に針先を隠すようにセット。カワハギはこの肝の部分がいちばん大好き。カワハギが肝を吸い込むように食べたとき、針がカワハギの堅い口にチクっと引っ掛かるようにするのだ。針は針先が常に上向きにキープするように枝糸を調整。また硬い口にしっかり刺さらなくてはならないので、少しでも針先が鋭くなくなったら、すぐに針を交換する。これらの作業がけっこうしんどいのだが、めんどくさがらずにこまめにチェックすることが釣果につながる。
オモリをまず底まで落としたら、そこですかさずタタキの動作。竿を上下にブンブン何度か振る。この動作は、集魚用の飾りオモリを激しく動かすことによって好奇心の強いカワハギを呼び集めるため。さらに外道のベラ、トラギスを驚かしてどかすため。タタキの動作も状況によって激しく、またはソフトに、試行錯誤の繰り返し。
そのうち、私にも待望のカワハギが♪ ちょっと小さいサイズだったが、ほっとして心にも少し余裕が生まれる。コンスタントに釣れるわけではないが、それでもOちゃん、えびすさん、私と交互にポツポツ釣り上げる。全体的に渋くて、船中、釣れていない人も多いようだった。外道で、ベラ、トラギスなど多数。他のメンバーで、カサゴ、マダイという嬉しい外道をゲットした人もいた。
Oちゃんが、これ、と私に小さなアイテムを見せてくれた。ケミホタルだった。集魚用の飾りオモリの代わりに、この発光するケミホタルで集魚しようというアイデア。なるほどー。そういえばえびすさんの仕掛けにも、チューブ状の黄緑色の物体が付いていた。Oちゃんもえびすさんも渋い中、きちんとカワハギを釣っていたので、いいのかも。
午後1時、納竿。最終的に、私は11枚。となりのえびすさんも11枚、Oちゃんが9枚。船中、2枚だけという人もいたので、うちらは健闘したと思う。サイズはOちゃんが30センチというのを釣っていた。私は24センチを1枚、ほかはみんな小型だった。あとで金谷の他の船の成績をチェックしてみると、20枚以上釣っているところもあった。Oちゃんは不満げ。彼はいやになるほど数釣りをしたい、という欲求があるらしい。私は満足。しばらく、美味しいおかずが楽しめる。
帰ってからひたすら下ごしらえ。大切なカワハギの肝を傷つけずに取り出すため、まず皮をペリペリと気持ちよく剥ぐ。カワハギを裸にした後、腹の部分に包丁を入れて、そこから肝を慎重に取り出す。さらに内臓を取って洗って下ごしらえは終了。以前は魚をさばくのも楽しかったが、ここんとこ、かなりめんどくさい。釣ってきた魚をさばいてくれる人がいるといいな……。
あらためて、カワハギの肝、最高! ちょっとこれを越える味はないんでない? そのまま食べてもいいし、刺身と和えてもいいし、ちくわ、かまぼこなどの練り物に付けて食べてもいい。山葵などの薬味も必要ない、上品な味。すごいね。刺身は薄造りがいいらしいが、私はそういう技術がないので、普通に切る。そうするとやはり歯ごたえがありすぎる感じ。焼き物はとても美味しい。熱を加えた身はしっかりとした旨味がある。なので、塩は薄めに。アラで味噌汁を作ったが、これがまた絶品だった。味噌は普段よりも少なめに。一口味見して、美味しくてほんとに驚いた。どんな料亭よりも釣り人が美味しい魚を食べている、というのは真理だなー、とあらためて実感した。
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