ヘッドフォン
2008年8月29日Sennheiser HD595はとても気に入っていたが、開放型で音漏れしまくりで、仕事場では使えないと判断。密閉型で長く着けていても疲れない装着感がいいものを物色。結局、ULTRASONE DJ1PROということにした。
DJ1PROの現物が今日届いて、早速、iPodで聴いてみる。うーん、思ったほど感激がない……。HD595が良すぎだと思う。音も装着感も。
最近、鈴木祥子を聴くことが多いが、HD595で聴いた彼女の歌は、信じられないくらい良かった。日清パワーステーションで彼女のライブを観たことを思い出した。鈴木祥子って生で観るまでは、地味な雰囲気や印象を勝手に抱いていたが、本物の鈴木祥子は、洗練された輝きを放つ女性だった。肌の白さ、サラサラの長い髪、血が透けているような赤い透明感のある唇。そして気張らず自然体で歌う姿に、人間の大きさ、懐の深さと自分に正直な純真さを感じた。そういう生身の鈴木祥子を再現してくれたのがSennheiser HD595。
DJ1PROは、うーん、やっぱ無機質系なのかな。悪くはない。悪くはないけど……。たとえば、HD595の高音域は、シャンパンの細かい泡のように、キラキラ、シュワーと拡散していくような心地よさがある。DJ1PROの高音域は、チリチリしている感じがする。マグネシウムを燃やしたときみたいな、鮮やかな色の炎と音。どちらもきれいだけど、好みとしてはHD595。低域も、私は厚みとふくらみのある音が好きだが、DJ1PROはそうではない。HD595の低域も厚みはあまり感じられないが、ふくらみというか細かな表情まで再現するという感じで、好感が持てた。
装着感もHD595のほうが上。それでもDJ1PROでずーっと聴いているうちに気がついたのは、とにかく疲れないということ。ヘッドフォンでずーっと音楽を聴いたあとに、ヘッドフォンを外すと、なんかほっとするのが常だった。でもDJ1PROはそんなことがない。クセがないのか、これを聴き疲れしない音というのか。電気グルーヴを数時間、聴きまくってそう思った。
来週は仕事場でこれでずーっと音楽を聴くことになる。また印象が変わるかもしれない。それにしても、HD595は私の音楽環境では使うシーンがないともう売ってしまったが、女性ヴォーカル用にあらためて手に入れたくなってしまった。
DJ1PROの現物が今日届いて、早速、iPodで聴いてみる。うーん、思ったほど感激がない……。HD595が良すぎだと思う。音も装着感も。
最近、鈴木祥子を聴くことが多いが、HD595で聴いた彼女の歌は、信じられないくらい良かった。日清パワーステーションで彼女のライブを観たことを思い出した。鈴木祥子って生で観るまでは、地味な雰囲気や印象を勝手に抱いていたが、本物の鈴木祥子は、洗練された輝きを放つ女性だった。肌の白さ、サラサラの長い髪、血が透けているような赤い透明感のある唇。そして気張らず自然体で歌う姿に、人間の大きさ、懐の深さと自分に正直な純真さを感じた。そういう生身の鈴木祥子を再現してくれたのがSennheiser HD595。
DJ1PROは、うーん、やっぱ無機質系なのかな。悪くはない。悪くはないけど……。たとえば、HD595の高音域は、シャンパンの細かい泡のように、キラキラ、シュワーと拡散していくような心地よさがある。DJ1PROの高音域は、チリチリしている感じがする。マグネシウムを燃やしたときみたいな、鮮やかな色の炎と音。どちらもきれいだけど、好みとしてはHD595。低域も、私は厚みとふくらみのある音が好きだが、DJ1PROはそうではない。HD595の低域も厚みはあまり感じられないが、ふくらみというか細かな表情まで再現するという感じで、好感が持てた。
装着感もHD595のほうが上。それでもDJ1PROでずーっと聴いているうちに気がついたのは、とにかく疲れないということ。ヘッドフォンでずーっと音楽を聴いたあとに、ヘッドフォンを外すと、なんかほっとするのが常だった。でもDJ1PROはそんなことがない。クセがないのか、これを聴き疲れしない音というのか。電気グルーヴを数時間、聴きまくってそう思った。
来週は仕事場でこれでずーっと音楽を聴くことになる。また印象が変わるかもしれない。それにしても、HD595は私の音楽環境では使うシーンがないともう売ってしまったが、女性ヴォーカル用にあらためて手に入れたくなってしまった。
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