パウエル、欲しい人、いる?
2008年2月20日 野球元ジャイアンツのパウエルなんて、ノーマークだった。ホークス関連のニュースを読んでいたら、「ホークス、パウエルを獲得」「オリックスが抗議」とか。ええ? そんなことってあるの? てな感じ。
取り決めなどについては私は詳しくは知らないが、現時点でとっても気になっているのが、パリーグの小池唯夫会長の裁定。両方の契約書とも有効とした(!)うえで「6月23日以降にソフトバンクの支配下登録申請を認める」、だと。
いちばん大切なのは、このようなトラブル、混乱が再発しないように、原因究明をして直すべきところを直すこと。もしルール違反者がいれば追求し、ペナルティを課さなくては再発防止にならない。
それなのに、そういう大切なことをせず、小池会長の勧告は、パウエルの意思を尊重してソフトバンク入団、ただし開幕からゲームに出ることは認めず数ヶ月後の登録とする「政治決着」で終わらせようとした。これを現実的で、いい落としどころという意見もあるが、私はまったくそうは思わないねー。
両方の契約書とも有効としたなら、それは二重契約というルール違反。パウエル側にペナルティなくていいの? 二重契約がどういう意図があって行われたのか、調べなくてもいいの? パウエル本人なのか代理人なのか。代理人が自分の報酬のために、立ち回ったのでは? 代理人は球団との契約が取れなければ報酬はないはず。オリックスの提示には不満があったが、食いはぐれないように契約する姿勢を見せて、さらにほかの球団と接触を持っていたのでは?
パウエルの釈明会見は筋が通っている。彼の言葉が本当ならば、ソフトバンクとの契約だけが有効である。その場合でも彼がオリックスとは契約しない意思は、すぐに代理人を通してオリックス側に伝えられたのか?という疑問がある。代理人のサボタージュ行為はなかったのか? その点がすごい知りたい。
戻って、小池会長の勧告の矛盾。両方の契約が有効だったら、日付が早い方が優先されるのでは? それなのに彼の勧告はソフトバンク入団。オリックスとの契約書が無効で、正式な統一契約書を優先するという説明ならわかるが、両方の契約書が有効なのに、なぜソフトバンク入団を認めるのか、きちんとした説明がない。パウエル本人の意思を尊重したと言うが、二重契約した罰せられるべき人が行きたいところへどうぞ、というのは納得できない。両方の契約が有効だとしたら、二重契約したパウエルは罰せられるべきであって、尊重されるというのは訳がわからない。
朝日新聞の志方浩文という方の記事では「なぜか仲裁役の小池会長が悪者のように両球団から文句を言われている」とあるが、こういううやむやにして事を運ぼうとする小池会長の仲裁は「悪者」にふさわしいと思う。プロ野球という影響力の大きい運営トップの言動としては「極悪」と言ってもいいのでは。こういう納得しがたい前例が残っていいの?
オリックス側がよりどころとしているファクスでの契約書のやりとり。これで合意と考える外人選手との契約の“慣習”があるという。一方、野球協約には「対面して契約しなければならない」という文言があるという。慣習が重いのか、野球協約というルールが重いのか。ファクスでのやりとりという危うい慣習は断ち切るべきではないだろうか。
ホークスファンとしては、パウエルいらん! なんでパウエル? 1億円? 球団フロントには不信が募るばかり。こっちから、オリックスさん、そんなにパウエル欲しければどうぞ、ぐらいやってくれよー。まー、その場合はホークスのやり方は強引でした、ぐらいのお詫びの一言が必要だけどね。私はメンツなんか気にするより、ホークスを強くして欲しい!と強く願うだけ。そしてもし、ホークス戦力アップのためにパウエルを獲得するというなら、小池会長の6月23日登録なんていう妥協案を受け入れては、絶対絶対絶対ダメ!
もう4シーズンも優勝していない。選手の気持ちは伝わってはくるが、正直、先シーズンの中頃は選手のみんな、諦めモード?と思ってしまうことが。今シーズンも目前にして、こんなトラブル、士気が下がるよなー。
取り決めなどについては私は詳しくは知らないが、現時点でとっても気になっているのが、パリーグの小池唯夫会長の裁定。両方の契約書とも有効とした(!)うえで「6月23日以降にソフトバンクの支配下登録申請を認める」、だと。
いちばん大切なのは、このようなトラブル、混乱が再発しないように、原因究明をして直すべきところを直すこと。もしルール違反者がいれば追求し、ペナルティを課さなくては再発防止にならない。
それなのに、そういう大切なことをせず、小池会長の勧告は、パウエルの意思を尊重してソフトバンク入団、ただし開幕からゲームに出ることは認めず数ヶ月後の登録とする「政治決着」で終わらせようとした。これを現実的で、いい落としどころという意見もあるが、私はまったくそうは思わないねー。
両方の契約書とも有効としたなら、それは二重契約というルール違反。パウエル側にペナルティなくていいの? 二重契約がどういう意図があって行われたのか、調べなくてもいいの? パウエル本人なのか代理人なのか。代理人が自分の報酬のために、立ち回ったのでは? 代理人は球団との契約が取れなければ報酬はないはず。オリックスの提示には不満があったが、食いはぐれないように契約する姿勢を見せて、さらにほかの球団と接触を持っていたのでは?
パウエルの釈明会見は筋が通っている。彼の言葉が本当ならば、ソフトバンクとの契約だけが有効である。その場合でも彼がオリックスとは契約しない意思は、すぐに代理人を通してオリックス側に伝えられたのか?という疑問がある。代理人のサボタージュ行為はなかったのか? その点がすごい知りたい。
戻って、小池会長の勧告の矛盾。両方の契約が有効だったら、日付が早い方が優先されるのでは? それなのに彼の勧告はソフトバンク入団。オリックスとの契約書が無効で、正式な統一契約書を優先するという説明ならわかるが、両方の契約書が有効なのに、なぜソフトバンク入団を認めるのか、きちんとした説明がない。パウエル本人の意思を尊重したと言うが、二重契約した罰せられるべき人が行きたいところへどうぞ、というのは納得できない。両方の契約が有効だとしたら、二重契約したパウエルは罰せられるべきであって、尊重されるというのは訳がわからない。
朝日新聞の志方浩文という方の記事では「なぜか仲裁役の小池会長が悪者のように両球団から文句を言われている」とあるが、こういううやむやにして事を運ぼうとする小池会長の仲裁は「悪者」にふさわしいと思う。プロ野球という影響力の大きい運営トップの言動としては「極悪」と言ってもいいのでは。こういう納得しがたい前例が残っていいの?
オリックス側がよりどころとしているファクスでの契約書のやりとり。これで合意と考える外人選手との契約の“慣習”があるという。一方、野球協約には「対面して契約しなければならない」という文言があるという。慣習が重いのか、野球協約というルールが重いのか。ファクスでのやりとりという危うい慣習は断ち切るべきではないだろうか。
ホークスファンとしては、パウエルいらん! なんでパウエル? 1億円? 球団フロントには不信が募るばかり。こっちから、オリックスさん、そんなにパウエル欲しければどうぞ、ぐらいやってくれよー。まー、その場合はホークスのやり方は強引でした、ぐらいのお詫びの一言が必要だけどね。私はメンツなんか気にするより、ホークスを強くして欲しい!と強く願うだけ。そしてもし、ホークス戦力アップのためにパウエルを獲得するというなら、小池会長の6月23日登録なんていう妥協案を受け入れては、絶対絶対絶対ダメ!
もう4シーズンも優勝していない。選手の気持ちは伝わってはくるが、正直、先シーズンの中頃は選手のみんな、諦めモード?と思ってしまうことが。今シーズンも目前にして、こんなトラブル、士気が下がるよなー。
コメント